幻辞.com

個人性

こじんせい
名詞
1
標準
individuality
文例 · 用例
しかし、われわれは「考える器械」としての個人性を科学の上に認めている。
寺田寅彦 感覚と科学 青空文庫
深い刻みや、個人性が消えてぼつとした Morbidezza がお白いの下から覗く。
木下杢太郎 京阪聞見録 青空文庫
次第に俺は、俺といふ個人性を稀薄にして行つて、しまひには、俺といふ個人がなくなつて、人間一般に歸して了ひさうだぞ。
中島敦 かめれおん日記 青空文庫
親不孝をする程個人性が強い女でないことは勿論私は認めて居るのですが、照子もその通りで、私がこんな出たらめを言ふと、一種のお転婆娘にある型通りな虚栄で、ある華かな性格を認められたかのやうな遊蕩的の野蛮な誇りを感ずるのです。
牧野信一 愚かな朝の話 青空文庫
作者の天分、気質、性格、境遇、趣味、思想、年齢、一言にして言へば作者の個人性は、文学作品を決定する第一の条件である。
平林初之輔 文学方法論 青空文庫
シエーキスピアの作品には、どれを見ても、シエーキスピアの個人性が深くきざまれてゐて、注意深い観察者には、それがはつきりと感知できるであらう。
平林初之輔 文学方法論 青空文庫
スタイルの上に、手法の上に、表現の上に、思想の上に、用語の上に、まぎれもない個人性の刻印を看取することができるであらう。
平林初之輔 文学方法論 青空文庫
この個人性、独創性を没却して文学作品を論ずることは不可能である。
平林初之輔 文学方法論 青空文庫
作例 · 標準
集団行動の中で、自分の個人性を失わないように意識している。
幻辭AI · gemini-2.5-flash-lite