榧
かや異読 かえ・カヤ
名詞頻度ランク #24482 · 青空 177 例
標準
kaya (Torreya nucifera)
文例 · 用例
雑煮の膳には榧実、勝栗、小殿原を盛合わせた土器の皿をつけるという旧い習慣を近年まで守って来た。
— 寺田寅彦 『新年雑俎』 青空文庫
小殿原はためしにしゃぶってみたことがあり、勝栗もかじってみたことがあるが榧の実ばかりは五十年間ただ眺めて来ただけである。
— 寺田寅彦 『新年雑俎』 青空文庫
母が亡くなってから、いつとはなしに榧、勝栗、小殿原が正月の食卓の上に現われなくなった。
— 寺田寅彦 『新年雑俎』 青空文庫
ひばよりも暗く、榧よりももっと陰気で、なかには、どんなものがかくれているか知れませんでした。
— 宮沢賢治 『タネリはたしかにいちにち噛んでいたようだった』 青空文庫
そして谷川の南の、まっ黒な榧の木の森の方へ、あたらしいちいさなみちがついていました。
— 宮沢賢治 『どんぐりと山猫』 青空文庫
榧の枝はまっくろに重なりあって、青ぞらは一きれも見えず、みちは大へん急な坂になりました。
— 宮沢賢治 『どんぐりと山猫』 青空文庫
榧や、勝栗、蜜柑、柑子、橘。
— 泉鏡花 『多神教』 青空文庫
小児二 そうすりゃこのお菓子なんか、家へ帰ると、榧や勝栗だ。
— 泉鏡花 『多神教』 青空文庫
作例 · 標準
榧の木は、碁盤の材料として高級とされている。
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庭に植えられた榧の木が、毎年たくさんの実をつける。
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榧の実から採れる油は食用にもなるそうだ。
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この古刹には、樹齢数百年の榧の巨木がある。
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