追い風
おいかぜ異読 おいて
名詞頻度ランク #22175 · 青空 33 例
標準
tailwind
文例 · 用例
風は東南で、彼にとっては追い風であるのがせめてもの仕合せであったが、吹かれて、吹きやられて、ややもすれば吹き飛ばされそうになるのを、彼は辛くも踏みこたえながら歩いた。
— 岡本綺堂 『異妖編』 青空文庫
その評価を追い風に、英国の小規模大学の一つに数学教授の席を得て、どこから見ても順風満帆。
— THE FINAL PROBLEM 『最後の事件』 青空文庫
まったく新しい道具を売り始めた堀井父子にとって、創業直後の八月一日に宣戦が布告された日清戦争は、強い追い風となりました。
— 富田倫生 『本の未来』 青空文庫
裾野に分厚く形成され、今この瞬間にも増殖を続けているパーソナルコンピューターの基盤の大きさを念頭に置けば、下から上を目指すアプローチは常に追い風を期待できる。
— 富田倫生 『青空のリスタート』 青空文庫
奥の座敷から洩れてくる薫香のにおいと仏前に焚かれる名香の香が入り混じって漂っている山荘に、新しく源氏の追い風が加わったこの夜を女たちも晴れがましく思った。
— 若紫 『源氏物語』 青空文庫
日の長いころであったし、追い風でもあって午後四時ごろに源氏の一行は須磨に着いた。
— 須磨 『源氏物語』 青空文庫
追い風であって、予定どおりに一行の人は京へはいることができた。
— 松風 『源氏物語』 青空文庫
こうして逃げ出したことが肥後に知れたなら、負けぎらいな監は追って来るであろうと思われるのが恐ろしくて、この船は早船といって、普通以上の速力が出るように仕かけてある船であったから、ちょうど追い風も得て危ういほどにも早く京をさして走った。
— 玉鬘 『源氏物語』 青空文庫
作例 · 標準
例句
標準
favorable condition (favourable)
作例 · 標準
例句