気まぐれ
きまぐれ
名詞頻度ランク #12463 · 青空 770 例
標準
whim
文例 · 用例
故人北原多作氏のごとき少数な篤学の官吏の終生の努力と熱心によってようやく水産に聯関した海洋調査がやや系統的に行われるようになりはしたが、自分の知る限りでは時々の政府の科学的理解のない官僚の気まぐれなその日その日の御都合による朝令暮改の嵐にこの調査の系統が吹き乱される憂いが多分にあった。
— 寺田寅彦 『新春偶語』 青空文庫
健忘症の政治家や気まぐれな学界元老などの手に任せておくにはあまりに大切な仕事である。
— 寺田寅彦 『新春偶語』 青空文庫
そしていたずらに「数」の気まぐれに翻弄された。
— ――朝と昼―― 『巴里のキャフェ』 青空文庫
製板所の構内だということはもくもくした新らしい鋸屑が敷かれ、鋸の音が気まぐれにそこを飛んでいたのでわかりました。
— 宮沢賢治 『イギリス海岸』 青空文庫
この力を原動力に利用して各種の作業をすれば利益があるだろうという事はよく人の考える事だが、ただ一つ困る事は、風は至って気まぐれ者で、思う時に思うように吹いてくれぬので、始終きまった馬力を要する器械にはちょっと使いにくい。
— 寺田寅彦 『話の種』 青空文庫
相手客のほんの気まぐれに振り向けられた親しみに対して、ああまともに親身の情を返すのは、湊の持っているものが減ってしまうように感じた。
— 岡本かの子 『鮨』 青空文庫
昨今の上海投機の気まぐれで、銀塊相場を有史以来の崩壊に導いた、その余波のためにこの輸出綿花事務所は不況のどん底にいた。
— 吉行エイスケ 『大阪万華鏡』 青空文庫
しかし、そういう反抗も、その経験を繰返えすに従って、一部の兵卒の気まぐれなやり方では、あまりに効果が薄いことを克明に知るばかりだった。
— 黒島傳治 『氷河』 青空文庫
作例 · 標準
店先でふと目についた派手なスカーフを、彼女は気まぐれで買ってしまった。
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今日は中華の気分、明日はイタリアンと、彼の食事はいつも気まぐれだ。
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子どもが急に動物園に行きたいと言い出したのは、また気まぐれだろう。
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彼の描く絵は、その時の気まぐれでタッチが大きく変わる。
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標準
capricious
作例 · 標準
猫の気まぐれな行動に、飼い主は毎日振り回されている。
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気まぐれな天気のせいで、ハイキングの計画はたびたび変更を余儀なくされた。
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あの作家は気まぐれで知られており、締め切りを守ったためしがない。
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「今日のデザート、何にしようかな」「あなたの気まぐれに付き合うのは疲れるよ」
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ウィキペディア曖昧さ回避
気まぐれ、気紛れ(きまぐれ) 気まぐれ (アルバム)(原題:Блажь) - ニコライ・ノスコフのアルバム。表題曲を収録。 気まぐれ - スガシカオの楽曲。シングル『サヨナラ/気まぐれ』に収録。
出典: 気まぐれ — ウィキペディア / CC BY-SA 4.0