溶く
とく
動詞-五段-カ行動詞-他動詞頻度ランク #5953 · 青空 198 例
標準
to mix (e.g. water with flour)
文例 · 用例
朝夕の空澄み、水清く、霧は薄く胡粉を染め、露は濃く藍を溶く、白群青の絹の花野原に、小さき天女遊べり。
— 泉鏡太郎 『五月より』 青空文庫
姫、するすると寄り、颯と石段を駈上り、柱に縋って屹と鐘を――諸神、諸仏は知らぬ事、天の御罰を蒙っても、白雪の身よ、朝日影に、情の水に溶くるは嬉しい。
— 泉鏡花 『夜叉ヶ池』 青空文庫
そういえばわたしとてよくもこの人を庇い通した――おもえば氷を水に溶く幾年月。
— 岡本かの子 『愛よ愛』 青空文庫
今こそ蝋は琺瑯に炎のころもひき纏ひ、音なく溶くる白熱に爛れ艶だつ弱ごころ、無言に泣けば『新生』の黄金光ぞ燃えあがる。
— 北原白秋 『第二邪宗門』 青空文庫
信長は、朝倉退治のため、元亀元年四月、北陸の雪溶くるを待って、徳川家康と共に敦賀表に進発した。
— 菊池寛 『姉川合戦』 青空文庫
かこい網の見物に(われは坊主頭に顱巻して)と、大に気競う処もあって――(鰯、鯖、鰺などの幾千ともなく水底を網に飜るありさま、夕陽に紫の波を飜して、銀の大坩炉に溶くるに異ならず。
— 泉鏡花 『河伯令嬢』 青空文庫
たもとには落つるしづくを拂ねば、 この身も溶くるしづくなり。
— 北村透谷 『北村透谷詩集』 青空文庫
北側の屋根や庭に降った雪は凍って、連日溶くべき気色もない。
— 島崎藤村 『岩石の間』 青空文庫
作例 · 標準
小麦粉を水で溶いて、パンケーキの生地を作った。
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絵の具を水で溶いて、鮮やかな色を出した。
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だし汁で味噌を溶く。
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標準
to scramble (eggs)
作例 · 標準
卵を丁寧に溶いて、ふわふわのオムレツを作った。
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彼は朝食に、牛乳を少し加えて卵を溶いた。
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溶いた卵を熱したフライパンに流し入れる。
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標準
to melt
作例 · 標準
チョコレートを湯煎でゆっくりと溶いた。
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バターをフライパンで溶く。
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寒天を煮詰めて、砂糖を溶く。
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