疾く
とく
副詞頻度ランク #5953 · 青空 0 例
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quickly
文例 · 用例
御中道に昔は小舎がなくて、参詣の道者が難渋するため、そのうちの難所たる大沢に、お助け小舎を置いたそうだが、それは疾くにつぶれて、今のは粗末ながら、普通の旅人宿めいた小舎である。
— 小島烏水 『不尽の高根』 青空文庫
ロレンツのごとき優れた老大家は疾くからこの問題に手を附けて、色々な矛盾の痛みを局部的の手術で治療しようとして骨折っている間に、この若い無名の学者はスイスの特許局の一隅にかくれて、もっともっと根本的な大手術を考えていた。
— 寺田寅彦 『アインシュタイン』 青空文庫
疾くに故人となった甥の亮が手製の原始的な幻燈を「発明」したのは明らかにこれらの刺激の結果であったと思われる。
— 寺田寅彦 『映画時代』 青空文庫
かくて五分時を経たりし後は、失望したる愛国の志士と、及びその腕力と、皆|疾く室を立去りて、暗澹たる孤燈の影に、李花のなきがらぞ蒼かりける。
— 泉鏡花 『海城発電』 青空文庫
「あつ、」と越中、がたり鐙を投り出し、馬にひらりと乗るより疾く、一|散に遁げて行く。
— 泉鏡太郎 『怪力』 青空文庫
「ね――義兄さん、……お可哀相は、最う疾くのむかし通越して、あんな綺麗な方が最うおなくなんなさるかと思ふと、真個に可惜ものでならないんですもの。
— 泉鏡太郎 『続銀鼎』 青空文庫
巡査は重々しき語気をもて、「はいではない、こんな処に寝ていちゃあいかん、疾く行け、なんという醜態だ」 と鋭き音調。
— 泉鏡花 『夜行巡査』 青空文庫
このとき疾く救護のために一躍して馳せ来たれる、八田巡査を見るよりも、「義さん」と呼吸せわしく、お香は一声呼び懸けて、巡査の胸に額を埋めわれをも人をも忘れしごとく、ひしとばかりに縋り着きぬ。
— 泉鏡花 『夜行巡査』 青空文庫
作例 · 標準
彼は疾く走って、一番にゴールした。
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疾く行動しないと、チャンスを逃してしまうぞ。
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鳥が疾く空を飛んでいった。
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標準
long ago
作例 · 標準
その風習は疾くから存在していた。
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祖母は疾く亡くなったので、顔を覚えていない。
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彼の才能は疾くから注目されていた。
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