極寒
ごっかん異読 ごくかん
名詞名詞-の形容詞頻度ランク #30760 · 青空 73 例
標準
extreme cold
文例 · 用例
近頃|檳榔子の炭を使って極寒まで冷した空気を吸わせ真空を作る事も発明された。
— 寺田寅彦 『歳時記新註』 青空文庫
炭酸瓦斯などは通常の温度でも圧縮すれば液化するが、空気のごときは摂氏零度以下百四十度という極寒に会わぬといくら圧縮しても液体にならぬ。
— 寺田寅彦 『話の種』 青空文庫
冬も一月末の極寒の頃であった。
— 岡本かの子 『かやの生立』 青空文庫
極寒の空の薄曇った雲の間から、折々淡い陽の光のもれて来る午後など、かやは吉蔵と世間ばなしをしたりする婆やの傍に、しゃがんで、手際よく、二尺程の丈に截たれた幹や枝が、また縄に結ばれて、小さな束になって、吉蔵の背後や両側に、別な組みになって積み立てられるのを、じっと熱心に見入って居ることがよくあった。
— 岡本かの子 『かやの生立』 青空文庫
が、由来|宿業として情と仇と手のうらかえす雪女郎は、東雲の頃の極寒に、その気色たちまち変って、拳を上げて、戸を煽り、廂を鼓き、褄を飛ばして棟を蹴た。
— 泉鏡花 『薄紅梅』 青空文庫
安宅先生は寝込むほどではないがとかく身体が弱いので、祖母は先生の小さいときから極寒の季節には磯部の温泉へ、極暑の季節には赤城山の山頂の湖辺に連れて行って自炊宿で療養をさした。
— 岡本かの子 『生々流転』 青空文庫
と、たちまち、船影は消えて、一面の氷結した極寒の海峡が真白く、白く、暗い影の底から遥かに遥かに光る。
— 北原白秋 『フレップ・トリップ』 青空文庫
しかもそれが冬の極寒の時であったというから随分辛かったであろう。
— 夢野久作 『梅津只圓翁伝』 青空文庫
作例 · 標準
極寒の地での映画ロケは、スタッフ全員にとって想像以上に過酷なものだった。
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「明日の朝は極寒になるらしいから、一番厚手のコートを着ていこう」
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マイナス二十度という極寒の中、夜空にはオーロラが美しく輝いていた。
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