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炎熱

えんねつ
名詞名詞-の形容詞
1
標準
sweltering heat
文例 · 用例
句の表現するものは、夏の炎熱の沈黙の中で、地球の廻転する時劫の音を、牡丹の幻覚から聴いてるのである。
萩原朔太郎 郷愁の詩人 与謝蕪村 青空文庫
百姓の生きて働く暑さ哉「生きて働く」という言葉が、如何にも肉体的に酷烈で、炎熱の下に喘ぐような響を持っている。
萩原朔太郎 郷愁の詩人 与謝蕪村 青空文庫
細民街のぼろアパアト、黄塵白日、子らの喧噪、バケツの水もたちまちぬるむ炎熱、そのアパアトに、気の毒なヘロインが、堪えがたい焦躁に、身も世もあらず、もだえ、のたうちまわっているのである。
太宰治 音に就いて 青空文庫
船はバンマート沖の炎熱の下を進行していた。
吉行エイスケ 孟買挿話 青空文庫
……二六 額の禿げ上った、見すぼらしい跛が、炎熱と塵埃にむれている石畳の小路へ這入った。
黒島傳治 武装せる市街 青空文庫
」 洋車は、塵埃と炎熱の巷へ吸いこまれて行った。
黒島傳治 武装せる市街 青空文庫
あの日、三伏の炎熱、神もまたオリンピック模様の浴衣いちまい、腕まくりのお姿でござった。
――(生れて、すみません。) 二十世紀旗手 青空文庫
夏の中に、秋がこっそり隠れて、もはや来ているのであるが、人は、炎熱にだまされて、それを見破ることが出来ぬ。
太宰治 ア、秋 青空文庫
作例 · 標準
炎熱の砂漠を何日も旅し、やっとオアシスにたどり着いた。
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今年の夏は記録的な炎熱で、熱中症患者が急増した。
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炎熱の中での作業は危険を伴うため、休憩をこまめにとるように指示された。
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