掩蓋
えんがい
名詞
標準
cover(ing)
文例 · 用例
車には掩蓋がないので、人は皆|湿れていた。
— 岡本綺堂 『二階から』 青空文庫
秘密砲塔を隠している仮装|掩蓋は、しばしば電気の力をかりて、取外されたり、また取付けられた。
— 海野十三 『浮かぶ飛行島』 青空文庫
掩蓋兼防水扉は、直ちに、閉った。
— 海野十三 『地球要塞』 青空文庫
ほッほッほッ」 黄いろい幽霊は、おかしさにたえられないという風に、大笑いをしたが、軍曹が、うしろをふりかえってみると、機銃のお尻のところが、掩蓋固定の締め金具の間に、うまく挟まれていたのである。
— 海野十三 『地底戦車の怪人』 青空文庫
戦時中、防空壕の掩蓋になっていた吉良の雑倉の小屋根に風穴があくと、係長と刑事が後先になって地下室へ入って行った。
— 久生十蘭 『我が家の楽園』 青空文庫
透通いて見えん事は無けれどもよ……障子越は目に雲霧じゃ、覗くにはっきりとよう見えんがいの。
— 泉鏡花 『吉原新話』 青空文庫
思えんがいないのだ。
— 田山花袋 『一兵卒』 青空文庫
作例 · 標準
敵の激しい砲撃から身を守るため、兵士たちは急いで強固な掩蓋の施された地下壕へと逃げ込んだ。
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「この古い井戸には掩蓋がないから、子供がうっかり落ちないように蓋をしておかないと危ないよ」と注意された。
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発掘調査の現場では、出土した遺構が雨で流されないように、厚手のシートで丁寧な掩蓋がなされていた。
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