詭激
きげき
形容動詞名詞
標準
extreme
文例 · 用例
況んや其の性情拗戻辛辣にして、自ら轗軻蹉躓、百事不如意の境遇を招致し、而して不平鬱勃、渇虎餓狼の如き状に在るものの、詭激側仄の感情より生じたる論議評隲に於てをやである。
— 幸田露伴 『努力論』 青空文庫
この論派こそ実に世人の旧思想を警醒し人類の平等を喚起したる奇特の論派なれ、吾輩はその詭激急躁なるにもかかわらずこの点においては該論派の功績を認む。
— 陸羯南 『近時政論考』 青空文庫
然るに、この良民が家にありて一部の経世書を読むか、または外に出でて一夜の政談演説を聴き、しかもその書、その演説は、すこぶる詭激奇抜の民権論にして、人を驚かすに足るものとせん。
— 福沢諭吉 『経世の学、また講究すべし』 青空文庫
ただにこれを一掃するのみならず、順良の極度より詭激の極度に移るその有様は、かの仏蘭西北部の人が葡萄酒に酔い、菓子屋の丁稚が甘に耽るが如く、底止するところを知らざるにいたるべし。
— 福沢諭吉 『経世の学、また講究すべし』 青空文庫
人を順良にせんとするの方便は、たまたまこれを詭激に導くの助けをなし、目的の齟齬する、これよりはなはだしきはなし。
— 福沢諭吉 『経世の学、また講究すべし』 青空文庫
詭激の経世論、もとより厭うべしといえども、その論者はこれを知るがゆえに論ずるに非ず、知らざるがゆえにこれを論ずるのみ。
— 福沢諭吉 『経世の学、また講究すべし』 青空文庫
世論は忽ち頭を転じて、毎日新聞の詭激の言論を非難した。
— 木下尚江 『自由の使徒・島田三郎』 青空文庫
また曰く、「幕府へ御忠節は即ち天朝への御忠節、二つこれ無く候」と、これみな月性に向って、その詭激の論を駁したるなり。
— 徳富蘇峰 『吉田松陰』 青空文庫
作例 · 標準
彼の主張はあまりに詭激で、社会の安定を望む一般市民の支持を得ることは到底できなかった。
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「うわあ、あのコラムニスト、またネットで詭激なこと書いてわざと炎上させてるよ。」
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過激派グループが掲げる詭激なスローガンは、若者たちの不満を煽り、暴動を引き起こす原因となった。
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