匡救
きょうきゅう
名詞動詞-サ変
標準
delivering from sin
文例 · 用例
四五年前までは九十錢から一圓が相場ぢやつたが、それ、縣の匡救事業な、あれが始まつてから下つたんだ。
— 島木健作 『生活の探求』 青空文庫
匡救事業が七十錢だもんで、それが百姓の日當の通り相場になつたわけさな。
— 島木健作 『生活の探求』 青空文庫
「そりや一頃は百姓の懷を温ためはしたどもな、なんといつても匡救事業は年百年中の事ぢやないわ。
— 島木健作 『生活の探求』 青空文庫
それは昨年、縣當局が、匡救事業の一部として、水田灌漑のための池の改修工事を補助金を出して奬勵した。
— 島木健作 『生活の探求』 青空文庫
幸に父に匡救せられて悔い改むることを得た。
— 森鴎外 『渋江抽斎』 青空文庫
すでにして世運正に欧化時代に際す、先生ますます回瀾事業の必要を感じ、まさに大いに道を弘めて時弊を匡救せんとす、当時政論の中衰せるに会し、欧化主義に反対して政論を立つるものは自ら政府の敵視するところとなり、政論社会は窃にこの論派の激烈なるを危ぶみ、なお第二期における民権論派を視るがごとくせり。
— 陸羯南 『近時政論考』 青空文庫
否らずして猥りに彼れに倣ひなば、國體は衰頽し、風教は萎靡して匡救す可からず、終に彼の制を受くるに至らんとす。
— 西郷隆盛 『遺訓』 青空文庫
番号でも附けて、土木工事〔飢饉や不況時に、その匡救のため国家や社会団体が興す公共土木事業を指す〕に追い使うか。
— ДУЭЛЬ 『決闘』 青空文庫
作例 · 標準
牧師は、罪人たちを救済し、神の道へと導くことに生涯を捧げた。
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その教えは、人々を苦しみから匡救するための希望を与えた。
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「あの教団は、金銭を要求して信者たちを匡救するという名目で集めていたらしい。」
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古い伝説では、聖人が現れて人々の悪徳を匡救したと伝えられている。
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