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魔鏡

まきょう
名詞
1
標準
makyō
文例 · 用例
月いと清うさしいでて、葉裏を透して照らすにぞ、偶然思い付く頬の三日月、また露れはせざるかと、懐中鏡を取出せば、きらりと輝く照魔鏡に怪しき人影映りけるにぞ、はっと鏡を取落せり。
泉鏡花 活人形 青空文庫
石川からは、相変わらずの明星攻撃、文壇照魔鏡という渋谷の詩人夫妻の私行をあばいた冊子をわざと送り届けてよこした。
田山花袋 田舎教師 青空文庫
この大魔鏡こそは航時機を併用して居る無線遠視器である。
海野十三 十年後のラジオ界 青空文庫
若し這般の和訳艶情小説を一読過せんと欲するものは、請ふ、当代の照魔鏡たる検閲官諸氏の門を叩いて恭しくその蔵する所の発売禁止本を借用せよ。
―寿陵余子の仮名のもとに筆を執れる戯文― 骨董羹 青空文庫
それが後年になって、ボッカネグロの築城術やヴォーバンの攻城法、また、デイやクロウサアの魔鏡術やカリオストロの煉金術、それに、ボッチゲルの磁器製造法からホーヘンハイムやグラハムの治療医学にまで素因をなしていると云われるのだから、驚くべきじゃないか。
小栗虫太郎 黒死館殺人事件 青空文庫
そこは、よく魔窟にある、「魔鏡」に類したもので、色のよく似た、護謨板が嵌め込まれてあった。
小栗虫太郎 地虫 青空文庫
第九二項 魔鏡の話 わが国の神社仏閣に保存せらるるものに、魔鏡と名づくる鏡がある。
井上円了 おばけの正体 青空文庫
また、裏面に打ち出したる模様なくとも、鋳造のときに、鏡面に多少の凹凸または分子の密度の異なる点を生ずるように工夫すれば、魔鏡の作用を現出せしむることができる。
井上円了 おばけの正体 青空文庫
作例 · 標準
博物館には、光を反射すると模様が浮かび上がる不思議な魔鏡が展示されており、多くの来場者を惹きつけている。
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古文書には、真実を映し出すという魔鏡の伝説が記されており、その行方が今も探されている。
幻辭AI · gemini-2.5-flash
昔の日本の技術で、裏の模様が表面に映る魔鏡が作られたという話を聞き、大変驚いた。
幻辭AI · gemini-2.5-flash
ウィキペディア

魔鏡(まきょう)は、平行光線ないし点光源からの拡散光線を反射すると、反射面のわずかな歪みにより反射光の中に濃淡があらわれ、像が浮かび上がる鏡(特に銅鏡)である。

出典: 魔鏡 — ウィキペディア / CC BY-SA 4.0