白骨
はっこつ
名詞
標準
white (bleached) bone
文例 · 用例
我が日本アルプスでも、上高地は、私が明治三十五年に、白骨温泉から梓川を渉って、霞沢岳を踰え、この峡谷に下りて、槍ヶ岳へ登ったときは、夏とはいえ、寂寥無人、太古の如き感があって、温泉の湧出はあっても、今日のような宿屋は、まだ建っていなかった。
— 小島烏水 『上高地風景保護論』 青空文庫
白骨温泉へ行くのださうで沢渡で下りた。
— 寺田寅彦 『雨の上高地』 青空文庫
白骨温泉へ行くのだそうで沢渡で下りた。
— 寺田寅彦 『雨の上高地』 青空文庫
鳥や鼠や猫の死骸が、道ばたや縁の下にころがっていると、またたく間に蛆が繁殖して腐肉の最後の一|片まできれいにしゃぶりつくして白骨と羽毛のみを残す。
— 寺田寅彦 『蛆の効用』 青空文庫
私はたとえマラバーの六個の円筒の下でカルカラの一群によって白骨になろうとも、私は未来の有効な地図に向って突進します。
— 吉行エイスケ 『地図に出てくる男女』 青空文庫
そのあとに、もろい白骨以外何が残るか!
— 黒島傳治 『氷河』 青空文庫
五人とも黄河の河畔で、犬に喰われて白骨が出ていた。
— 黒島傳治 『武装せる市街』 青空文庫
鳥やねずみや猫の死骸が道ばたや縁の下にころがっているとまたたく間にうじが繁殖して腐肉の最後の一片まできれいにしゃぶり尽くして白骨と羽毛のみを残す。
— 寺田寅彦 『自由画稿』 青空文庫
作例 · 標準
長い年月を経て、動物の骨は白骨となり、地面に静かに横たわっていました。
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