病患
びょうかん
名詞
標準
sickness
文例 · 用例
」――「胃散を飲んで始めて知つた、私が胃病患者であつたことを。
— 中原中也 『夢』 青空文庫
六合五勺にして、頬は皮膚病患者のように黄色になった、弟はと見れば、唇は茄子のように、うす紫になっている。
— 小島烏水 『雪中富士登山記』 青空文庫
―― 何だって、コレラ病患者は、こんなことが知りたかったんだろう。
— 葉山嘉樹 『労働者の居ない船』 青空文庫
その煙の奥の方から本郷の方へと陸続と避難して来る人々の中には顔も両手も癩病患者のように火膨れのしたのを左右二人で肩に凭らせ引きずるようにして連れて来るのがある。
— 寺田寅彦 『震災日記より』 青空文庫
が、やがて可憐な精神病患者が遊歩するのを認めて一種|奇嬌な美の反映をその満庭の桜から受け始めました。
— 岡本かの子 『病房にたわむ花』 青空文庫
しかし例えば医師が重病患者の死期を予報するような意味においてならばあるいは将来可能であろうと思う。
— 寺田寅彦 『地震雑感』 青空文庫
人間でも内耳の病患で三半規管に故障が起るとグラグラして直立歩行が出来なくなる。
— 寺田寅彦 『話の種』 青空文庫
(F・O)T 此処のお殿様 近頃はやりの 仇討病患者――S=城中広間 お殿様。
— 山中貞雄 『武蔵旅日記』 青空文庫
作例 · 標準
長引く病患に、彼は精神的に疲弊していた。
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その地域には、多くの人が病患を抱えている。
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病患を乗り越え、彼は再び社会復帰を果たした。
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