増俸
ぞうほう
名詞動詞-サ変動詞-自動詞
標準
salary increase
文例 · 用例
賽銭を盗み、神林を伐りて悪くば、神官に増俸すべし、と。
— 南方熊楠 『神社合祀に関する意見』 青空文庫
今この不景気連年絶えざる時節に、何の急事にあらざるを、大急ぎで基本財産とか神社の設備とか神職の増俸とかを強いるは心得がたし。
— 南方熊楠 『神社合祀に関する意見』 青空文庫
――会社では定期の増俸期がもうあと一ヶ月に近づいてきたので、B氏はこの場合社長の御機嫌をとりむすんでおくのが上分別と、きのふの日曜を仕合せにわざ/\その自宅をおとづれて社長に会つたものだ。
— 大正十四(一九二五)年 『茶話』 青空文庫
そして帰り道に保証人のH弁護士をたづねてこの話しをすると、弁護士はとがつた禿頭を横にふつて、そんなことでは今期の増俸はとてもむづかしからうといつた。
— 大正十四(一九二五)年 『茶話』 青空文庫
絞盤旋盤工(最低一八〇)承軸旋盤工(同…………) 所得は一ヵ月三百ルーブルから百五ルーブル仕上工(最低一六〇)組立工(最低一八〇) 所得一ヵ月三百五十ルーブル その他鎖孔工、研工、製粉工、捲き手はおなじ割合で監督係、製図工、および監察員には少しばかりだが増俸がある。
— ――ソヴェト同盟の国家体制と日本の国家体制―― 『労働者農民の国家とブルジョア地主の国家』 青空文庫
これより後茶山は十人扶持づつの増俸を二度受けて三十人扶持になり、大目附に準ぜられて終つた。
— 森鴎外 『伊沢蘭軒』 青空文庫
行状に「十二年乙亥在東邸、増俸十口、二月帰国」と書してある。
— 森鴎外 『伊沢蘭軒』 青空文庫
今君がわざ/\御出に成つたのは増俸を受けるには忍びない、理由を見出したからの様に聞えたが、其理由が僕の説明で取り去られたにも関はらず増俸を否まれるのは少し解しかねる様ですね」「解しかねるかも知れませんがね。
— 夏目金之助 『坊っちやん』 青空文庫
作例 · 標準
業績が評価され、彼は来月から増俸になった。
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労働組合は増俸を要求して団体交渉を行った。
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期待の若手社員には、特別に増俸された。
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