少しも
すこしも
副詞
標準
(not) at all
文例 · 用例
降りくる悲しみを少しもうけとめないで、安易で架空な有頂天を幸福と感じ做し自分を売る店を探して走り廻るとは、なんと悲しく悲しいことだ……3神よ私をお憐み下さい!
— 中原中也 『寒い夜の自我像』 青空文庫
彼等の作品を見るに、その制作心理過程に於ては少しも前世紀人と別に変つたものを所持してはゐないし、制作心理過程に於て変らぬものが新しい精神を抱いてゐたとしてもその作品の上では実質的な何の新しい精神をも実現してゐるわけではないのである。
— 中原中也 『近頃芸術の不振を論ず』 青空文庫
私、少しも西洋臭くない』と言って大満足なので、『あなた西洋臭くないでしょう。
— 室生犀星と佐藤春夫の二詩友を偲びつつ 『小泉八雲の家庭生活』 青空文庫
『自分が死んでから、後生が鳥や虫に生れ変るとしても、自分は少しも悲しいと思わない。
— 室生犀星と佐藤春夫の二詩友を偲びつつ 『小泉八雲の家庭生活』 青空文庫
お上に参るの時、あなた、シルクハット、フロックコートですよ』などと、子供をだますようにして説き伏せられ、やっと礼服を新調したけれども、やはり少しも着ようとしない。
— 室生犀星と佐藤春夫の二詩友を偲びつつ 『小泉八雲の家庭生活』 青空文庫
小説家の典型なんか少しもないよ。
— 萩原朔太郎 『芥川龍之介の死』 青空文庫
それに君は、君は少しも僕を理解しない。
— 萩原朔太郎 『芥川龍之介の死』 青空文庫
――の深い意味さへ、少しも了解することができなかつた。
— 萩原朔太郎 『芥川龍之介の死』 青空文庫
作例 · 標準
何度謝られても、彼を許す気には少しもなれなかった。
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あんなに派手な宣伝をしていたのに、映画の内容は少しも面白くなかった。
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徹夜で作業を続けたが、不思議と眠気は少しも感じなかった。
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