そつ
そつ異読 ソツ
名詞頻度ランク #32164 · 青空 260 例
標準
slip-up
文例 · 用例
一つには非常に寡作のせゐもあるのだが、『そつとしておいてくれ』といふ気持の強い男だといふことがその主な理由だと思ふ。
— 中原中也 『詩集 浚渫船』 青空文庫
どういふつもりで付けたのかまだ訊ねてみないが、僕が勝手に想像する所では、無口でそつとしておいて貰ひたい男が、誰でもが多かれ少なかれ感じてはゐても余りに底深い、流れだとして殆んど全く触れないで過ぎる態の非情を、人目にも立たず浚渫してゐるといつた風の心得であらうと思ふ。
— 中原中也 『詩集 浚渫船』 青空文庫
勿論かういふことは、一々の短歌作品、一々の俳句作品に就いてそつくりそのまま当箝まることではないけれども、夫々の様式を規範的に観た場合そのやうに言ふことは先づ間違ひない。
— 中原中也 『新短歌に就いて』 青空文庫
やがて使ひ終つてその妻楊子を彼の前にある灰皿の中に放つた時、フツと彼は彼の死んだ父親を思ひだした、その放る時の手付や気分やが、我ながら父親そつくりだつたやうな気がした。
— 中原中也 『古本屋』 青空文庫
停車場のガードをくぐつて坂を登ると、暗い煤ぼけた古道具や、安物の足袋など店に竝べた、昔の宿場そつくりの町がある。
— 萩原朔太郎 『悲しい新宿』 青空文庫
稲がもうだいぶ高くなつて、路にそつてる箇所はズツとホコリで殆んど黒くなつてるのが、熱い上に熱くした。
— 中原中也 『分らないもの』 青空文庫
私がその詩を読んで驚いたことには、それが川路柳虹君の詩そつくりの模倣であつた。
— 萩原朔太郎 『詩の翻訳について』 青空文庫
お花、梅吉、喜三郎ことし十五の小性とて娘お蝶がませぶりをさげすみしたる樣もなく家代代の重寶をそつと小縁に運ぶ哉。
— 萩原朔太郎 『煤掃』 青空文庫
作例 · 標準
このプロジェクトでは、無駄な経費のそつを徹底的に削減する必要がある。
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食品のそつを減らすために、家庭でも工夫が求められている。
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資源のそつをなくし、持続可能な社会を目指すべきだ。
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標準
waste
作例 · 標準
戦場では、卒の兵士たちも懸命に戦っていた。
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昔の武士の物語には、卒の立場から語られるものもある。
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彼は、かつてはただの卒だったが、戦功を立てて出世した。
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