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包有

ほうゆう
名詞動詞-サ変動詞-他動詞
1
標準
inclusion
文例 · 用例
しかし詩の思念といふものは、詩の言葉の包有してゐる連想や、イメーヂや、韻律やの中にふくまれ、化学的に分析できない有機体となつて生きてるのだから、原詩の文学的構成だけを訳したところで、詩の意味を伝へることは出来やしない。
萩原朔太郎 詩の翻訳について 青空文庫
先生の俳句を味わう事なしに先生の作物の包有する世界の諸相を眺める事は不可能なように思われる。
寺田寅彦 夏目先生の俳句と漢詩 青空文庫
東京で震災前までは深川へんで見かけたことのあるあの定斎屋と同じようなものであったらしいが、しかし枇杷葉湯のあの朱塗りの荷箱とすがすがしい呼び声とには、あのガッチンガッチンの定斎屋よりもはるかに多くの過去の夢と市井の詩とを包有していたような気がする。
寺田寅彦 物売りの声 青空文庫
これらの説明はそのままには今日適用されないとしても、彼のいうごとく「どこかの他の世界」では適用しうるものを包有している。
寺田寅彦 ルクレチウスと科学 青空文庫
これは現在の気象学者や地震学者、地質学者にとってかなりに興味あるものを多分に包有し提供している。
寺田寅彦 ルクレチウスと科学 青空文庫
そういう種類のものにはやはり必ず何かしら独創的な内察があり暗示があり、新しい見地と把握のしかたがあり、要するになんらかの「生産能」を包有しているある物がなければならないのである。
寺田寅彦 科学と文学 青空文庫
たぶん、外国の読本の直訳に相違ないのであるが、今考えてみるとその時代としては恐ろしい危険思想を包有した文句であった。
寺田寅彦 読書の今昔 青空文庫
鑛山の如きは特殊の鑛物を包有せるもので、おのづから平々凡々の尋常一樣の山とは異なるのであるから、氣もまたおのづからにして各氣あれば銅ありなどといふことを記して居るといふ望氣經もあれば、採鑛|取璞の事をも記した天工開物の如き書にも些少ながら望氣の事が載つて居たと記憶して居る。
幸田露伴 努力論 青空文庫
作例 · 標準
ダイヤモンドには、小さな包有物が見られることがある。
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鉱物学者は、岩石の内部の包有物を詳しく調べた。
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その鉱物の色合いは、内部に含まれる包有によって細かく変化している。
Illusions AI · claude-haiku-4-5-20251001