踏破
とうは
名詞動詞-サ変動詞-他動詞
標準
travelling (a long and difficult journey) on foot
文例 · 用例
足跡は常陸、磐城、上野、下野、信濃、越後の六ヶ国に亘り、行程約百五十里、旅行日数二週間内外、なるべく人跡絶えたる深山を踏破して、地理歴史以外に、変った事を見聞し、変った旅行をしてみようというのである。
— 押川春浪 『本州横断 癇癪徒歩旅行』 青空文庫
終日尋春不見春 杖藜踏破幾重雲帰来拭把梅花看 春在枝頭已十分 その梅はもう盛りをすぎたけれど、あちらこちらにしろじろと立っている。
— 種田山頭火 『三八九雑記』 青空文庫
故郷を捨て、南京に出て来た事さえ精一ぱいであった自分が、さらに万里を踏破して独逸国に留学するにはどうしたらよいか、まるで雲上の楼閣を望見するが如き思いであった。
— 太宰治 『惜別』 青空文庫
哲学に迷い、イデオロギイに中毒して、神経衰弱を生命の綱にしている現代の青年が、百年考えても実践出来ない人生の千山万岳をサッサと踏破り、飄々乎として徹底して行くのだから手が附けられない。
— 夢野久作 『近世快人伝』 青空文庫
各自の勇少年が各自強い信仰と希望とで全世界を踏破してゆかうとしてゐるのだから――若しこの様子をどこかで神様が見てゐたとしたら、神様は「随分大勢の勇少年が現れたものだ。
— 牧野信一 『喜びと悲しみの熱涙』 青空文庫
さしも息苦き温気も、咽ばさるる煙の渦も、皆狂して知らざる如く、寧ろ喜びて罵り喚く声、笑頽るる声、捩合ひ、踏破く犇き、一斉に揚ぐる響動など、絶間無き騒動の中に狼藉として戯れ遊ぶ為体は三綱五常も糸瓜の皮と地に塗れて、唯これ修羅道を打覆したるばかりなり。
— 尾崎紅葉 『金色夜叉』 青空文庫
焼瓦の踏破かるる音に面を擡げたる貫一は、件の人影の近く進来るをば、誰ならんと認むる間も無く、「間さんですか」「おお、貴方は!
— 尾崎紅葉 『金色夜叉』 青空文庫
これならば、われは、なほ千里を踏破するを得べき也(明治四十二年)
— 大町桂月 『妙義山の五日』 青空文庫
作例 · 標準
富士山の踏破を目指して、厳しい訓練を積んだ。
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彼は自転車で日本縦断の踏破を成し遂げた。
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困難な道のりを踏破し、ついに目的の場所にたどり着いた。
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標準
travelling all over (e.g. a country)
作例 · 標準
彼は世界中の秘境を踏破し、その体験を本にまとめた。
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未開のジャングルを踏破するのは、想像以上に過酷な旅だった。
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若者たちは、広大な砂漠の踏破に挑戦した。
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