散文詩
さんぶんし
名詞
標準
prose poem
文例 · 用例
勿論「檸檬」の作品は、小説といふべきよりは、小品もしくは散文詩の範疇に屬すべきものであるか知れない。
— 萩原朔太郎 『本質的な文學者』 青空文庫
それはとにかく、もし現代の活動映画が「影の散文か散文詩」であるとすれば、こういう影人形はたとえば「影の俳句」のようなものではあるまいか。
— 寺田寅彦 『映画時代』 青空文庫
卷頭の「玩具」などは、散文詩とでもいふべきもののやうに思はれる。
— 太宰治 『『玩具』あとがき』 青空文庫
彼は「短詩運動」「新散文詩運動」を勝利にまで戰ひ通して來た。
— 梶井基次郎 『詩集『戰爭』』 青空文庫
最近文學史上に於ける一つの不思議は、我我の中の或る者によつて、散文で書いた詩――それは「自由詩」「無韻詩」又は「散文詩」の名で呼ばれる――が發表されたことである。
— 萩原朔太郎 『青猫』 青空文庫
散文詩又は無韻詩の名は、言語それ自身の中に矛盾を含んで居る。
— 萩原朔太郎 『青猫』 青空文庫
この同じ理由によつて、自由詩の別名たる「散文詩」「無韻詩」の名稱は廢棄さるべきである。
— 萩原朔太郎 『青猫』 青空文庫
(今日の詩壇で言ふ「散文詩」の別稱は、高調敍情詩に對する低調敍情詩を指すこともある。
— 萩原朔太郎 『青猫』 青空文庫
作例 · 標準
散文詩は行分けをしない文章形式でありながら、内面には深いリズムと情熱を秘めている。
幻辭AI · gemini-3-flash-preview
ボードレールの『パリの憂鬱』を読み、散文詩というジャンルの持つ表現力に圧倒された。
幻辭AI · gemini-3-flash-preview
彼女がSNSに投稿する短い散文詩には、多くの若者から共感のコメントが寄せられている。
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