分権
ぶんけん
名詞頻度ランク #5926 · 青空 6 例
標準
decentralization of authority
文例 · 用例
天が下に何と烏ともあろうものが、大分権式を落すわけだな。
— 泉鏡花 『紅玉』 青空文庫
江戸幕府の制度は、外面は最も地方分権的体裁を示してゐるが、内面は最も精緻な中央集権制で、自領内では行政権、警察権をもつてゐる百万石の大名も、幕府の一片の命令で蟄居、国替、減石、断絶せしめられるので、その何れも今の内閣が地方官の変更任免を奏請するよりも、まだ容易であつた。
— 菊池寛 『二千六百年史抄』 青空文庫
それは一、教育の機会均等、二、教師の社会的重要性、三、教育行政における地方分権の実施要請等を骨子としている。
— 宮本百合子 『今日の日本の文化問題』 青空文庫
婦人の男子への隷属は婦人の生産的労働からの排除、生産手段処分権の男子への集中とともに起こった。
— 野呂栄太郎 『十月革命と婦人の解放』 青空文庫
また同時に、東京語が大体標準語の基礎になつてゐるものと考へられますけれども、而かもそれがまだ標準語として日本では十分権威づけられてゐないことにもなると思ひます。
— 岸田國士 『文学者の一人として見た現代日本語』 青空文庫
つまり、「地方色」といふやうな意味の「地方」と、「地方分権」といふやうな意味の「地方」とが、不用意に口にされ、軽率に受けとられるからである。
— 岸田國士 『地方文学の曙光』 青空文庫
私は、この時分権太楼君が独立していたので、旧師三語楼氏へ柳家を返上し、暁亭を樹立せよと極力勧めたことがある。
— 正岡容 『わが寄席青春録』 青空文庫
だが、中期以降の国内経済の統一的傾向に加えて、いまや開国が経済のより高度な国民的統一を必然化したとき、畢竟地方分権に基礎をおく幕府的統一――水戸派尊攘の提唱はその主観いかんにかかわらず、新たな革命的内容を転生しなければならなかった。
— 服部之総 『尊攘戦略史』 青空文庫
作例 · 標準
地方分権が強力に推進され、各自治体が独自の財源で地域に密着した政策を実行しやすくなった。
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社長一人に集中していた権限を各事業部長へ大胆に分権することで、現場の意思決定のスピードが格段に上がった。
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この外資系企業は徹底した分権体制を敷いており、プロジェクトリーダーに予算管理の大きな裁量が与えられている。
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