草花
くさばな異読 そうか
名詞頻度ランク #23669 · 青空 1089 例
標準
flower
文例 · 用例
夏祭の日には、家々の軒に、あやめや、菖蒲や、百合などの草花を挿して置くので、それが雨に濡れて茂り、町中が忽ち青々たる草原のようになってしまう。
— 萩原朔太郎 『郷愁の詩人 与謝蕪村』 青空文庫
そこで clouds of flowers は、さうした西洋草花の群生してゐる花壇か、もしくは花輪や花束の集団をイメーヂさせる。
— 萩原朔太郎 『詩の翻訳について』 青空文庫
草花に処々釣り下げたる短冊既に面白からぬにその裏を見れば鬼ころしの広告ずり嘔吐を催すばかりなり。
— 寺田寅彦 『半日ある記』 青空文庫
山田の畔にしれいのごとき草花面白きは何と云うものにや。
— 寺田寅彦 『東上記』 青空文庫
そこで私は立って窓枠にのせてあった草花の鉢をもって片隅に始めから黙って坐っていた半白の老寡婦の前に進み、うやうやしくそれを捧げる真似をしたら皆が喜んでブラボーを叫んだり手と拍いたりした。
— 寺田寅彦 『追憶の冬夜』 青空文庫
つまらない草花がみんな「いきもの」だという事をこれほど明白に見せつけられたのは初めてであった。
— 寺田寅彦 『春六題』 青空文庫
写生文を鼓吹した子規、「草花の一枝を枕元に置いて、それを正直に写生していると造化の秘密がだんだん分って来るような気がする」と云った子規が自然科学に多少興味を有つという事は当然であったかも知れない。
— 寺田寅彦 『子規の追憶』 青空文庫
それには私の過去の道筋で拾い集めて来たあらゆる宝石や土塊や草花や昆虫や、たとえそれが蚯蚓や蛆虫であろうとも一切のものを「現在の鍋」に打ち込んで煮詰めてみようと思っている。
— 寺田寅彦 『厄年と etc.』 青空文庫
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草花(くさばな)とは、花を咲かせる草、花や葉・実などを観賞するために栽培される草本のこと。
出典: 草花 — ウィキペディア / CC BY-SA 4.0