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最深

さいしん
形容動詞名詞-の形容詞名詞
1
標準
deepest
文例 · 用例
鏡を、ふたつ對立させると、鏡の中に、また鏡、そのまた奧に、また鏡、無限につらなり、つひにはその最深奧部に於いて、青みどろ、深淵の底の如く、物影がゆらゆら動いてゐる。
太宰治 「人間キリスト記」その他 青空文庫
お艶の望みは自分の中に悶えている人間の心情の最高の美しさと最深の苦悩とが幽に激しくもつれて融けるあの魂の至情を出来るだけ多くの人間に彫り込み度いというのに在った。
岡本かの子 生々流転 青空文庫
これは処世法の最深刻なるものかも知れない。
森鴎外 不苦心談 青空文庫
然らば如何なる思想が真であり如何なる思想が偽であるかというに、我々はいつでも意識体系の中で最も有力なる者、即ち最大最深なる体系を客観的実在と信じ、これに合った場合を真理、これと衝突した場合を偽と考えるのである。
西田幾多郎 善の研究 青空文庫
ただ或与えられた最深の動機に従うて働いた時には、自己が能動であって自由であったと感ぜられるのである、これに反し、かかる動機に反して働いた時は強迫を感ずるのである、これが自由の真意義である。
西田幾多郎 善の研究 青空文庫
その外科学というような者も、何か仮定的知識の上に築き上げられた者で、実在の最深なる説明を目的とした者ではない。
西田幾多郎 善の研究 青空文庫
つまり動機の原因が自己の最深なる内面的性質より出でた時、最も自由と感ずるのである。
西田幾多郎 善の研究 青空文庫
意志は意識の最深なる統一作用であって即ち自己其者の活動であるから、意志の原因となる本来の要求或は理想は要するに自己其者の性質より起るのである、即ち自己の力であるといってもよいのである。
西田幾多郎 善の研究 青空文庫
作例 · 標準
深海魚は、太陽の光が届かない**最深**部で生きている。
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この洞窟は、知られている中で最も**最深**の地点まで続いている。
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探査機は、海の**最深**部にある未知の生物を発見した。
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