爆発力
ばくはつりょく
名詞
標準
explosive power
文例 · 用例
爆発力は今回のほど強くはなかったが、クレチュカは重傷を負った。
— 小酒井不木 『恐ろしき贈物』 青空文庫
男性への爆弾というとき、我々若きジェネレーションは、女から女独特の爆発力を加えて装填した爆弾を男に只ぶつけるのではなくて、男にそれを確かと受とめさせ、とって直して、男と女との踵に重い今日の社会的|羈絆から諸共に解放されようとする、その役に立てるものの意味として理解するのである。
— 宮本百合子 『昨今の話題を』 青空文庫
かかる愛の爆発力は同じき理想の旗のもとに、最早や現実の実相を突破し蹂躙するであろう。
— 横光利一 『黙示のページ』 青空文庫
その各自の熱情に従って、その美しき叡智と純情とに従って、もしも其爆発力の表現手段が分裂したとしたならば、それは明日の文学の祝福すべき一大文運であらねばならぬ。
— 横光利一 『黙示のページ』 青空文庫
火薬の爆発力を初めて感じた瞬間の壊滅の中には、世界を変形しゆく何ものか見えざる意志の秘密を、誰より先に感知した叫びが籠っていた筈です。
— 横光利一 『旅愁』 青空文庫
持続的な実行力は弱いが、一時的な爆発力は強い。
— 豊島与志雄 『文学の曇天』 青空文庫
それは今までにないすごい爆発力を持ったもので、たった一発で、何十万何百万という人間を殺す力がある。
— 海野十三 『ふしぎ国探検』 青空文庫
しかも団員が、それがために二十数名も死んでしまうなんて、そんなひどい爆発力をもったものはないはず。
— 海野十三 『爆薬の花籠』 青空文庫