破壊力
はかいりょく
名詞
標準
destructive power
文例 · 用例
雪のある地方より高く抜いた山は、風化作用という破壊力のために、次第に低く削られるけれども、それが雪の多いところまで低下して来ると、かえって雪氷のために風化作用の爆裂から保護されて、傾斜も柔和になって、相応に高い平均高度を有することになる。
— 小島烏水 『高山の雪』 青空文庫
九 二葉亭の破壊力 二葉亭に親近した或る男はいった。
— 内田魯庵 『二葉亭余談』 青空文庫
大砲の価値を生ぜしめるものは、その破壊力である。
— 平林初之輔 『諸家の芸術価値理論の批判』 青空文庫
だが両者ともに大砲の破壊力を利用するので、それがなくなつてしまへば、ブルジヨアにもプロレタリアにも大砲としての価値は消滅する。
— 平林初之輔 『諸家の芸術価値理論の批判』 青空文庫
もうお察しでしょうが、あの船は、外部からの極めて大きな圧力に耐えるように、そして熱線を完全に防ぎ、それから放射性物質の浸透を或る程度食いとめるように設計されてある、つまり結局、原子爆弾の恐るべき破壊力にも耐えられるだけのことが考えられてあるんでさ。
— 海野十三(丘丘十郎) 『地球発狂事件』 青空文庫
こんな機械兵士の跳梁する時代には、その破壊力も、断然強くなるはずで、その内に世界大戦争が起って、その強烈なる科学戦は、生物的人間を一人のこらず、一瞬の間に打ち殺してしまうことがないとも言えない。
— 海野十三 『人造物語』 青空文庫
それぐらいの破壊力のものであろうと思います。
— 石原莞爾 『最終戦争論』 青空文庫
またそのエネルギーを用うる破壊力は瞬間に戦争の決を与える力ともなるであろう。
— 石原莞爾 『戦争史大観』 青空文庫
作例 · 標準
新型爆弾の破壊力は、一瞬にして半径数キロメートルを更地にするほど凄まじいものだった。
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彼の放ったシュートは、ゴールネットを突き破らんばかりの破壊力を秘めていた。
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言葉には、時として物理的な凶器以上の破壊力が宿り、人の心を深く傷つけることがある。
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