富国強兵
ふこくきょうへい
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標準
enrich the country, strengthen the army
文例 · 用例
偶々、岩倉大使と共に欧米を巡遊して、その燦然たる文明の諸施設に驚嘆し、殖産興業に依る富国強兵の大策を、土産として帰朝した大久保利通の眼には、征韓派の主張は、時代知らずの書生論としか映らなかつたのであらう。
— 菊池寛 『二千六百年史抄』 青空文庫
しかも、戦勝日本の実力を築いたものは、大久保利通に依つて指導された殖産興業に依る富国強兵政策であつた。
— 菊池寛 『二千六百年史抄』 青空文庫
先に触れたように、明治の支配者が社会に対して抱いた観念は、何処までも彼等の利害を主眼とした富国強兵を主題としていた。
— 宮本百合子 『私たちの建設』 青空文庫
花圃の小説中最も愛らしく聰明な婦人と思われている女主人公は、日本の富国強兵の伴侶として、その内助者としての女性の生活を最も名誉あるものと結論しているのである。
— 宮本百合子 『私たちの建設』 青空文庫
これは日本の教育が人類的福祉の見地に立たず富国強兵政策によっていたからであった。
— 宮本百合子 『今日の日本の文化問題』 青空文庫
大国衆民、富国強兵を目標に、軍国主義、侵略主義一点張りで進んで来た我が日本は、大博打の戦争を始めて一敗地にまみれ、明九月二日には、米国、英国、ソヴエット聯邦、中華民国等々の聯合国に対し無条件降伏の条約を結ばうとしてゐる。
— 河上肇 『小国寡民』 青空文庫
竊に思ふ、富国強兵、且雄将のはたらき、東夷皆イウタンを落し申さんと奉存候。
— 慶応三年九月十日 佐々木高行あて 『手紙』 青空文庫
何百の議員の首を絞めたり、骨を抜いたり、缶詰にしたりして富国強兵の政策を決議させる。
— 夢野久作 『超人鬚野博士』 青空文庫
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富国強兵 とは、自国の経済発展を図り軍事力を強化しようとする主張や政策。特に幕末から明治にかけての日本で掲げられた国家的スローガンをいう。その考え方の歴史は古く、春秋戦国時代の中国の古典に由来する。
出典: 富国強兵 — ウィキペディア / CC BY-SA 4.0