地相
ちそう
名詞
標準
geographic features
文例 · 用例
一|時か半時前までは土地相応に賑わっていたらしい草市のあとも、人ひとり通らないほどに静まっていた。
— 岡本綺堂 『異妖編』 青空文庫
勿論、丸太に筵張りの観世物小屋同様のものであるが、その土地相応に繁昌していたのである。
— 唐人飴 『半七捕物帳』 青空文庫
この『史記』の文を見ると、驢は支那よりもまず北狄間に最古く入ったので、かかる寒地によく繁殖したは、その時々野馬や野驢の諸種と混合して、土地相応の良種を生じたに依るだろう。
— 馬に関する民俗と伝説 『十二支考』 青空文庫
元祿以後になつても、大阪といふ土地相應に、硬い方の學問が興らずに軟かいもの、則ち平民文學といつた樣なものが先づ最初に興つた、西鶴等は其代表者である。
— 内藤湖南 『大阪の町人と學問』 青空文庫
そして、彼らは、歩幅と綱によって測った地相を書きこんで行った。
— 本庄陸男 『石狩川』 青空文庫
胆吹の女王となるよりも、山科の地主でありたい、そんなような愛着を、お銀様が山科そのものの地相に持ち得られたということが、即ち山科を軽蔑し易からずとする所以なのでありましょう。
— 椰子林の巻 『大菩薩峠』 青空文庫
『日本書紀』日神生出の条に曰く、故二神喜日、吾息雖多、未有若此霊異之児、不宜久留此国、自当早送于天而授以天上之事、是時天地相去来未遠、故以天柱挙於天上也、 天柱に就ては、其説区々にして、一定せずと雖も、「是時天地相去来遠」の一句は、天地の分離の、次第に生じたりとの思想を、示すものなり。
— 高木敏雄 『比較神話学』 青空文庫
日神の生れて条に、或源泉は附記して曰く、此時天地相去ること、未だ遠からず。
— 高木敏雄 『比較神話学』 青空文庫
作例 · 標準
この神社の地相は、古くから良いとされています。
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風水では、地相が人々の運命に影響すると考えられています。
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地相を見て家を建てる場所を決める人もいる。
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