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内格

ないかく
名詞
1
標準
inessive case
文例 · 用例
彼は二人を導きて内格子を開きける時、彼の美き妻は出で来りて、伴へる客あるを見て稍打惑へる気色なりしが、遽に笑を含みて常の如く迎へたり。
尾崎紅葉 金色夜叉 青空文庫
二百メートルから三、四百メートルくらゐの低い山々が並んで、観瀾山からほぼまつすぐ西に青く聳えてゐる大倉岳は、この山脈に於いて増川岳などと共に最高の山の一つなのであるが、それとて、七百メートルあるかないかくらゐのものなのである。
太宰治 津軽 青空文庫
と――注いでいったその足もとの畳の上に、はからずも発見されたものは、白い粉の浮いた足跡――あるかないかくらいにうっすらと、何かの白い粉が浮いた足跡です。
曲芸三人娘 右門捕物帖 青空文庫
私も大分酔つて来て一行と共に出来ないかくし芸なぞしてはしやいだ。
野口雨情 石川啄木と小奴 青空文庫
そのまへ此者ら今の母むすめが大仏辺にやしないかくし、女二人してめしたきしてありしが、其さわぎの時、家の道具も皆とりでの人数が車につみとりかへりたれハハ、今ハたつきもなく、自分ハ母と知定院と言亡父が寺に行、やしなハれてありし。
慶応元年九月九日 坂本乙女、おやべあて 手紙 青空文庫
車中で、富岡が、ゆき子の手を握り、人目につかないかくしかたで、車窓に乗り出すやうなかつかうで、走り去る疎林を指差し、あすこはベンベン、サオ、ヤウ、コンライ、バンバラと教へてくれた。
林芙美子 浮雲 青空文庫
首領、服のうえからおさえても、フィルムを持っているかいないかくらい、誰にでもわかります。
海野十三 少年探偵長 青空文庫
通じた証拠には胴上にしたじゃないかくらい、酔うと云いかねない男である。
夏目漱石 満韓ところどころ 青空文庫
作例 · 標準
フィンランド語では、場所を表すのに内格がよく用いられる。
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文法の授業で、内格の機能と用例について学んだ。
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この言語の内格は、ある物の中にある状態を示す。
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ウィキペディア

内格 とはフィンランド語などの言語に存在する格の一種である。 使うときは「~(の中)で」という意味で使われる。接格形との見分け方は、同じ「~で」という意味を持つが、さっきの通り、内格形では「~(の中)で」だが、接格形では「~(の外)で」と対の意味をなす。

出典: 内格 — ウィキペディア / CC BY-SA 4.0