天真爛漫
てんしんらんまん
形容動詞名詞頻度ランク #38506 · 青空 106 例
標準
innocent
文例 · 用例
ハルサメノ露ノヤドリヲ吹ク風ニコボレテ匂フヤマブキノ花 天真爛漫とでも申しませうか。
— 太宰治 『右大臣実朝』 青空文庫
そうして、勇敢にして天真爛漫な聖天大聖孫悟空や、怠惰な楽天家、天蓬元帥猪悟能とともに、新しい遍歴の途に上ることとなった。
— 中島敦 『悟浄出世』 青空文庫
」六 時には、妖婦のように色っぽく、時には天真爛漫の子供のように無邪気な美和子を、美沢は持ち扱いながら、結局……妖婦らしいところには、眼をつむって、愛らしい少女らしいところだけを、見ておればいいのだと思った。
— 菊池寛 『貞操問答』 青空文庫
」と、声だけは天真爛漫に、美和子が階下から呼んだ。
— 菊池寛 『貞操問答』 青空文庫
この美しく、シエラのそよ風のように天真爛漫な少女を見るだけで、ホープの熱く抑えきれない想いがふつふつとわき上がった。
— A STUDY IN SCARLET 『緋のエチュード』 青空文庫
その人間と人生を観る眼が、何物にも蔽ひかくされずに鮮かで明かであつたかといふことは疑問だが、直情径行な、天真爛漫な、他人に対して城府を設けないといふやうな紳士らしい処があつた。
— 田山録弥 『尾崎紅葉とその作品』 青空文庫
ショーペンハウエルの意志なき純粋直覚というものも天才の特殊なる能力ではない、かえって我々の最も自然にして統一せる意識状態である、天真爛漫なる嬰児の直覚は凡てこの種に属するのである。
— 西田幾多郎 『善の研究』 青空文庫
キリストも天真爛漫|嬰児の如き者のみ天国に入るを得るといわれた。
— 西田幾多郎 『善の研究』 青空文庫
作例 · 標準
彼女の天真爛漫な笑顔は、周囲の人々をいつも明るくする。
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子供の天真爛漫な発言に、大人たちは思わず笑みがこぼれた。
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天真爛漫な性格だからこそ、誰からも愛されるのだろう。
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