借用証書
しゃくようしょうしょ
名詞
標準
promissory note
文例 · 用例
だけども、借りた本人は生きているかも死んだかも知らねえんでね、すったもんだをやっていたら、せがれの直筆だという借用証書をつきつけやがって、あげくの果てに、とうとうだんびらをひねくりまわしゃがったんで、命あっての物種と、みすみす千両かたり取られたとこういうんですがね。
— 七化け役者 『右門捕物帖』 青空文庫
それよりも、肝心な証拠は直筆の借用証書なんだ。
— 七化け役者 『右門捕物帖』 青空文庫
僕等は、彼が借用証書を叩いて義太夫語りのやうな苦悶の表情でのたうちまはる有様を見た。
— 牧野信一 『沼辺より』 青空文庫
平岡は早晩借用証書を携へて、自分の判を取りにくるに違ない。
— 夏目漱石 『それから』 青空文庫
証文は二通、借用証書と手数料契約書が交わされた。
— 矢田津世子 『※女抄録』 青空文庫
平岡は早晩借用証書を携えて、自分の判を取りにくるに違ない。
— 夏目漱石 『それから』 青空文庫
あーあ」12 彼は、空襲警報と爆撃の音とを子守唄として、三日間を、ホテルの中で、眠ってばかりいた…… ロンドン駅についてから、彼は一旦警視庁の手に渡り、それからものものしい借用証書に署名して、やっと放免された。
— 海野十三 『英本土上陸戦の前夜』 青空文庫
筆者はこのほど、瑞蓮寺に住職絲山氏を尋ねて霊廟物語につきいろいろと話を承った序に、土方らが押し入った当時増上寺が瑞蓮寺から借りた三千両と、千五百両の借用証書を見せて貰ったのであるが、幕府時代の別当の金持ちであったのに驚いたのである。
— 佐藤垢石 『増上寺物語』 青空文庫
作例 · 標準
銀行からの融資には、厳格な審査と、詳細な借用証書の提出が求められる。
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