七言絶句
しちごんぜっく
名詞
標準
poem of four lines, each of seven (Chinese) characters
文例 · 用例
例えば、先週勤め先の学校で国漢の老教師が近作だという七言絶句を職員室の誰彼に朗読して聞かせていた時、父祖伝来の儒家に育った自分が冗談半分その韻をふんで咄嗟に酬いて見せた。
— 中島敦 『狼疾記』 青空文庫
その背後には、権藤成郷氏が直木に贈った七言絶句の詩がかかっていた。
— 菊地寛 『碁の手直り表』 青空文庫
そして、朝になるのを待ちかねていた世高は、白綾の汗巾へ墨を濃くして七言絶句を書いた。
— 田中貢太郎 『断橋奇聞』 青空文庫
拙作に御寄せ下すつた七言絶句の賛は、早速表装におくりました。
— 牧野信一 『附「歌へる日まで」』 青空文庫
九季面壁非遇然苦行即意志玄旨信道無天然達磨天下文人飯袋子 酔客が腕をふるつたといふこんな七言絶句が壁に誌されてある空々庵といふ彫刻家のアトリヱである。
— 牧野信一 『ブロンズまで』 青空文庫
米三君は中でも殊に学問好で、その時分既に七言絶句を作つて、故郷を出る雄志を詠じたりしてゐた。
— 田山録弥 『田舎からの手紙』 青空文庫
」 前に貰ったのよりも遥かに上等な扇子に、将軍が手ずから七言絶句を書いたのをくれたので、張訓はよろこんで頂戴して帰って、自慢らしく妻にみせると、妻もおなじように喜んだ。
— 岡本綺堂 『青蛙堂鬼談』 青空文庫
手帳には七言絶句の転結だけが書いてあつた。
— 田山花袋 『朝』 青空文庫
作例 · 標準
李白の有名な七言絶句を暗唱すると、まるで当時の情景が目の前に浮かんでくるようだ。
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わずか28文字で人生の機微を描き出す七言絶句の形式美に、多くの文学者が魅了されてきた。
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試験問題には、ある七言絶句の「承句」を埋めるという難問が出題された。
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