側目
そばめ
名詞
標準
outsider's perspective
文例 · 用例
そうして側目も振らずにいきなり電車へ飛び込んでしまった。
— 寺田寅彦 『まじょりか皿』 青空文庫
私は東北のSという城下町の表通りから二側目の町並を歩いていた。
— 岡本かの子 『みちのく』 青空文庫
側目して両者を視れば、むかしながらの義は堅く、主の車を推して主の食を乞ひ、はる/″\と西国の霊塲に詣づるものと覚えたり。
— 北村透谷 『客居偶録』 青空文庫
母娘は顏をみあはせましたが、寂しさうにその何方からも何とも言はず、そして※のうしろ姿がすつかり見えなくなると、またせつせと側目もふらずに織り出しました。
— 山村暮鳥 『ちるちる・みちる』 青空文庫
今までは生活の不如意に堪えながら側目もふらずに努力の一路を進んで来たのが、いくらかの成効に恵まれて少し心がゆるんでくる。
— 寺田寅彦 『柿の種』 青空文庫
兄はただ、「しようがないやつだなあ」 こう一言言ったきり、相変らず夜は縄をない昼は山刈りと土肥作りとに側目も振らない。
— 伊藤左千夫 『春の潮』 青空文庫
いづれも持前の性分を思ふが儘に見せて、側目も振らず、すくすくと衝立つてゐる。
— 薄田泣菫 『森の声』 青空文庫
すると、この評判の怜悧ものは、門を出るなり、側目もふらないで、一散に程近い町の方へ走って往った。
— 薄田泣菫 『艸木虫魚』 青空文庫
作例 · 標準
内部の人間には見えない問題も、側目で見ると明確になることがある。
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重要な決定を下す際は、関係者だけでなく、側目からの意見も参考にするべきだ。
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自分の行動を側目で見つめ直し、客観的に評価することが成長につながる。
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