歌合
うたあわせ
名詞
標準
poetry contest
文例 · 用例
「むさしや」といふ家のはなれを借りて根合せならねど、あやめの歌合といふを試みけり。
— 萩原朔太郎 『花あやめ』 青空文庫
それには表に ビジテリアン大祭次第挙祭挨拶論難|反駁祭歌合唱祈祷閉式挨拶会食会員紹介余興 以上と刷ってあり私たちがそれを受け取った時丁度九時五分前でした。
— 宮沢賢治 『ビジテリアン大祭』 青空文庫
)バナナン大将の行進歌合唱「いさおかがやく バナナン軍マルトン原に たむろせど荒さびし山河の すべもなく饑餓の 陣営 日にわたり夜をもこむれば つわもののダムダム弾や 葡萄弾毒瓦斯タンクは 恐れねどうえとつかれを いかにせん。
— 一幕 『饑餓陣営』 青空文庫
廿九日、辛酉、陰、去る十六日、仙洞秋十首の歌合、二条中将雅経朝臣写し進ず、将軍家殊に之を賞翫せしめ給ふと云々。
— 太宰治 『右大臣実朝』 青空文庫
六日、癸巳、晴、坊門黄門、去る六月二日仙洞歌合の一巻を将軍家に進ぜらる、是内々の勅諚に依りてなりと云々。
— 太宰治 『右大臣実朝』 青空文庫
新手村の大晦日の夜と、それから城中での歌合せの夜の二度まで、自分を振り切るように逐電してしまった佐助が一途に恋しくて、思い余ったその挙句に、佐助たずねてのあてなき旅の明け暮れにも、はしたなく佐助ばりの口調が出るとは、思えば佐助も幸福な男である。
— 織田作之助 『猿飛佐助』 青空文庫
花雪は狂歌合と云うことを始めた人である。
— 森鴎外 『細木香以』 青空文庫
試みに歌合にして見むとて、嗚呼がましくも、自稱判者となる。
— 大町桂月 『足柄の山水』 青空文庫
作例 · 標準
平安の貴族たちは歌合を催し、左右に分かれて詠んだ歌の優劣を競い合った。
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その歌合では藤原定家が判者を務め、どの歌が優れているかを厳正に評じた。
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宮中で行われた歌合の記録が冊子として残されており、当時の和歌の水準をうかがい知ることができる。
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ウィキペディア
歌合(うたあわせ)とは、歌人を左右二組に分け、その詠んだ歌を一番ごとに比べて優劣を争う遊び及び文芸批評の会。
出典: 歌合 — ウィキペディア / CC BY-SA 4.0