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癒合

ゆごう
名詞動詞-サ変動詞-自動詞
1
標準
agglutination
文例 · 用例
王の血がフンドの指の間を伝い上って彼の傷へ届いたと思うと、傷は見るまに癒合して包帯しなくてもよいくらいになった。
寺田寅彦 春寒 青空文庫
シャスチナは、多分側火山として噴出したのが、一体の双生児のように、シャスタと癒合したのだろうと思う。
小島烏水 火と氷のシャスタ山 青空文庫
そっと剥がしてみると、なにか刃物で切ったらしい疵のあとが薄く残っていたが、それはもう五、六日以上を経過したものらしく、疵口も大抵かわいて癒合していた。
冬の金魚 半七捕物帳 青空文庫
秦の文公の、二十七年、人をつかわしてその樹を伐らせると、たちまちに大風雨が襲い来たって、その切り口を癒合させてしまうので、幾日を経ても伐り倒すことが出来ない。
捜神記(六朝) 中国怪奇小説集 青空文庫
スッカリ癒合していますし、切口の恰好も理想的ですから、もう近いうちに義足の型が取れるでしょう」 私はやはり黙ったまま頭を下げた。
夢野久作 一足お先に 青空文庫
「恐らくその中には、心筋質肥大のようなものや、あるいは、硬脳膜矢状縫合癒合がないとも限りません。
小栗虫太郎 黒死館殺人事件 青空文庫
しかし、一方において彼は、その人魚の形が、両肢の癒合した一本肢という、一種の畸形であることも熟知しているのだけれど、それとて、彼の夢を妨げる何ものでもなかったのである。
小栗虫太郎 人魚謎お岩殺し 青空文庫
しかし、何より儀右衛門を、絶望の淵深くに叩き込んだのは、いよいよ小六によって、逢痴が双体畸形の片割れだというばかりでなく、胸と胸とが癒着している、いわゆる剣状突起癒合であることが、判明したからである。
小栗虫太郎 人魚謎お岩殺し 青空文庫
作例 · 標準
骨折した部分が順調に癒合し、完治に向かっている。
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異なる文化が癒合することで、新しい芸術が生まれることもある。
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外科手術後、傷口はきれいに癒合した。
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ウィキペディア

癒合(ゆごう)とは、生物組織(皮膚・筋肉・骨など)において、直近で分かれていた同士が接着し、固着に至ることを指す。

出典: 癒合 — ウィキペディア / CC BY-SA 4.0