時辰
じしん
名詞
標準
time
文例 · 用例
『實に不思議だ――あの船脚の速い事は――』と右手の時辰器を船燈の光に照して打眺めつゝ、眤と考へて居るのは本船の一等運轉手である。
— 押川春浪 『海島冐檢奇譚 海底軍艦』 青空文庫
社会は時辰機の如し、一部分の破損は以て全躰の破損となり、遂には運行を止むるに至るべし。
— 北村透谷 『実行的道徳』 青空文庫
しかして夢破すれば、時辰儀まさに七時になんなんとす。
— 井上円了 『妖怪報告』 青空文庫
人生がいちばんおもしろい冒険の物語だよ、その中には、自分じしんがはいっているんだから、と、名づけ親は言いました。
— ハンス・クリスチャン・アンデルセン Hans Christian Andersen 『家じゅうの人たちの言ったこと』 青空文庫
それはまるで、大じしんのようでした。
— 四、船乗シンドバッド 『アラビヤンナイト』 青空文庫
このほうはいつもごじしん堂堂と、どこへでも乗り込んでいってしごとをします。
— LYKKENS KALOSKER 『幸福のうわおいぐつ』 青空文庫
」と、さよなきどりはいいましたが、それは、皇帝ごじしんそこの場にきておいでになることと、おもっていたからでした。
— NATTERGALEN 『小夜啼鳥』 青空文庫
そして同時に、絶えず爪立ちして何か――何であるかは哈爾賓じしんも知らない――を待ち望んでいる都会だから。
— 踊る地平線 『踊る地平線』 青空文庫
作例 · 標準
昔の暦では、一日の時辰を十二支に割り振って「子の刻」や「寅の刻」などと呼んでいた。
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時辰を計るための大きな日時計が、公園の中央で静かに午後の影を落としている。
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彼は時辰の概念そのものに興味を持ち、古代から現代に至るまでの時刻表記の歴史を調べた。
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