服罪
ふくざい
名詞動詞-サ変動詞-自動詞
標準
penal servitude
文例 · 用例
弁論今や終局して、綾子は渠が服罪を待たるる様子。
— 泉鏡花 『貧民倶楽部』 青空文庫
しかしそれを突付けられた一知は思わず、「……シマッタ……やられた……」 と叫んで悲し気に冷笑した切り、文句なしに服罪してしまった。
— 夢野久作 『巡査辞職』 青空文庫
大人しく服罪している者を爆破しようというのは勿論言語道断だが、勝手に禁錮を流罪に変更するのも随分目茶な話だ。
— 中島敦 『光と風と夢』 青空文庫
身におぼえの無い罪ではあるが、拷問の責め苦に堪えかねて、遂に服罪することになったのである。
— 捜神記(六朝) 『中国怪奇小説集』 青空文庫
さて、かの夫の口中を見れば少しも灰なかったから、夫を殺して後火を掛けたと、豕と比較して見せたので女争わず服罪したとあるごときも、支那人の気の付けようは格別と思われる。
— 猪に関する民俗と伝説 『十二支考』 青空文庫
県令はすぐに王家の主人を呼出して取調べたが、なんにも心当りはないと答えたので、本人立会いの上でその墓を発掘してみると、土の下から果して一人の男の死体があらわれて、顔色生けるが如くにみえたので、県令はさてこそという気色でいよいよ厳重に吟味したが、王はなかなか服罪しない。
— 岡本綺堂 『女侠伝』 青空文庫
雄吉の沈黙を、服罪だと解釈した主人は、もうこの上責める必要もないと思ったのか、またこの不快な会見を、早く切り上げようと思ったのか、しきりに雄吉を促したてた。
— 菊池寛 『青木の出京』 青空文庫
その呵責が終った後に、道人は三人に筆と紙とをあたえて、服罪の口供を書かせ、さらに大きな筆をとってみずからその判決文を書きました。
— 剪燈新話 『中国怪奇小説集』 青空文庫
作例 · 標準
昔の法律では、重罪に対する刑罰として服罪(ふくざい)が科されることがありました。
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「あの人物は、過去に服罪の経験があるらしい。」
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服罪は、労働によって罪を償うという考え方に基づいています。
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標準
undetected crime
作例 · 標準
彼は、まだ発覚していない服罪(ふくざい)を重ねていた。
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「まさか、あんな人が服罪を犯していたなんて、誰も気づかなかったよ。」
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警察は、表面化していない服罪の摘発に全力を尽くしています。
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