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諸説紛々

しょせつふんぷん
名詞-の形容詞形容詞-たる副詞-と
1
標準
divergent opinions abound
文例 · 用例
班内でも諸説紛々という有様であったらしい。
夢野久作 ざんげの塔 青空文庫
しかし一方では南部氏の分れであるといひ、或ひは藤原基衡の次男|秀栄の後だとも、或ひは安東氏の一族であるかの如くにも伝へ、諸説紛々適従するところを知らぬ。
太宰治 津軽 青空文庫
伏見鳥羽の一戦に朝廷の汚名を着た、徳川慶喜に対する処断は、当時諸説紛々で、初めの中は死刑論が圧倒的に多かつた。
菊池寛 二千六百年史抄 青空文庫
これを強いて解きに掛かるより豕がオルガンを奏すてふ俚語におけるごとく、諸説紛々たるも今に※んでいずれが正解と判断し能わぬ。
猪に関する民俗と伝説 十二支考 青空文庫
今度の事件は非常に珍らしい事件で巧妙に行われ、その上多大の人々に重大な関係を持ってるものだから、いろいろと揣摩臆説が行われるんで困らされてるんだが、要するに問題は事実の骨組を、絶対に動かすべからざる事実の骨組を、諸説紛々たる報道の中から掴み出せばいいんだ。
SILVER BLAZE 白銀の失踪 青空文庫
意味は徳川時代から茶人の間の問題となっていて、諸説紛々
茶の本 茶の本 青空文庫
答 我等の生命に関しては諸説紛々として信ずべからず。
芥川龍之介 河童 青空文庫
病人の弟だけは手製の寝台にふとんをしいてねているが、マリ子とその母は押入にねているとも云われ、土間に藁をしいてもぐりこんでいるとも云われ、諸説紛々であった。
坂口安吾 中庸 青空文庫
作例 · 標準
その事件の真相については、今も諸説紛々としている。
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