議論百出
ぎろんひゃくしゅつ
名詞
標準
diverse arguments arising in great numbers
文例 · 用例
而シナガラ實ニ他ノ歐釆諸國ニ見ザル國字改良漢字廢止言文一致羅馬字採用等ノ議論百出ニ見ル如ク、國民全部ノ大苦惱ハ日本ノ言語文字ノ甚ダシク劣惡ナルコトニアリ。
— 北一輝 『日本改造法案大綱』 青空文庫
諸君は知らないだろうが、君たちの立った後というものは、皆がよると触ると君らの噂やら、臆測やらで、議論百出するよ。
— 横光利一 『旅愁』 青空文庫
先日、現代文学の座談会で高木卓をめぐつて歴史文学の議論百出であつたが、僕は一度も喋ることができなかつた。
— 坂口安吾 『たゞの文学』 青空文庫
編 では最後に結論として、ピカデリー劇場運営委員会への希望を…… 結論になるかどうかわからないが、恐らくピカデリー劇場の運営委員会は議論百出でせう。
— 岸田國士 『対話』 青空文庫
議論百出も予想しなければならない。
— 岸田國士 『生活の美しさについて』 青空文庫
然るに議論百出してその帰趨を知らず、且つ内は将軍〔徳川〕家定襲職のために繁忙を極めて、確たる外交方針を定める暇がなかった。
— 大隈重信 『東西両文明の調和を論じて帝国の将来に及ぶ』 青空文庫
議論百出で、容易になんらの決定を見ませんでしたけれども、大体において、近いうち徽典館の青少年らしい催しをして、大いに元気を揚げようじゃないか、ということに一致したのであります。
— 如法闇夜の巻 『大菩薩峠』 青空文庫
何しろ、議論百出なのだ、理論はそう大雑把なわけにゆかない。
— 吉川英治 『新編忠臣蔵』 青空文庫