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どんより

どんより異読 ドンヨリ
副詞副詞-と動詞-サ変頻度ランク #21626 · 青空 684
1
標準
dark
文例 · 用例
信濃の浅間山、飛騨の硫黄岳、遠くの火山から、吹きなぐれた灰でもあろうか……空は曇り切って、どんよりと、眠むそうな顔をしている。
小島烏水 白峰山脈縦断記 青空文庫
ある日「富士が見えますよ」と、隣の机から呼びかけられて、西日さす銀覆輪の雲間から、この山を見た、それが今まで、雨や、どんよりした花曇りに妨げられて、逢いたくて逢えない顔であった。
小島烏水 不尽の高根 青空文庫
一行の汽車は、箱根|火山彙を仰ぎ見て、酒匂川の上流に沿い、火山灰や、砂礫の堆積する駿河|小山から、御殿場を通り越したとき、富士は、どんより曇った、重苦しい水蒸気に呑まれて、物ありげな空虚を天の一方に残しているばかり。
小島烏水 不尽の高根 青空文庫
私と向ひ合つた怜悧な眼付はどんよりとして底深いところから静かに実に不審な病夢を見てゐるのである。
萩原朔太郎 月に吠える 青空文庫
空は午後の蒸暑さを語るやうにどんより曇つてゐたが、朝の食事を濟して窓際へ凭つてみると、私の向うの、青白い顏の女の病室の窓から暗い顏で庭を見降ろしてゐるその夫の姿を珍らしく見附けた。
南部修太郎 病院の窓 青空文庫
どんより曇つて折り/\小雨さへ降る天氣ではあるが、風が全く無いので、相摸灣の波|靜に太平洋の煙波夢のやうである。
国木田独歩 湯ヶ原ゆき 青空文庫
どんよりと濁っている支那人とは違っていた。
黒島傳治 武装せる市街 青空文庫
どうしても工場になくてはならない熟練工や、いたいけない、七ツか八ツの少年工や少女工までが、蒼くなって、どんよりとした、悲しげな眼で、生殺与奪の権を握っている日本人をだまっておがむように見るのだった。
黒島傳治 武装せる市街 青空文庫
作例 · 標準
朝から空がどんよりとしていて、今にも雨が降りそうだ。
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彼の顔はどんよりとしていて、何か悩みがあるようだった。
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病室の窓の外は、どんよりとした曇り空が広がっていた。
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2
標準
heavy
作例 · 標準
雨上がりの空気はどんよりと重く、湿度が高い。
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会議室の雰囲気はどんよりと重く、誰も発言しようとしない。
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数日間続くどんよりとした天気で、気分まで沈んでしまう。
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