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海綿状

かいめんじょう
名詞名詞-の形容詞
1
標準
spongiform
文例 · 用例
赤熱した岩片が落下して表面は急激に冷えるが内部は急には冷えない、それが徐々に冷える間は、岩質中に含まれたガス体が外部の圧力の減った結果として次第に泡沫となって遊離して来る、従って内部が次第に海綿状に粗鬆になると同時に膨張して外側の固結した皮殻に深い亀裂を生じたのではないかという気がする。
寺田寅彦 小浅間 青空文庫
それがちょっとつま楊枝の先でさわってもすぐこぼれ落ちるほど柔らかい海綿状の集塊となって心核の表面に付着し被覆しているのである。
寺田寅彦 小爆発二件 青空文庫
そのせいか、八月四日の降灰のような特異な海綿状の灰の被覆物は見られなかった。
寺田寅彦 小爆発二件 青空文庫
女が唯一の頼みとしていた感情は、いわば元始的の偏狭と、歴史的の盲動とで海綿状に乱れた物であった。
与謝野晶子 私の貞操観 青空文庫
灼熱した岩片が落下して表面は急激に冷えるが内部は急には冷えない、それが徐々に冷える間は、岩質中に含まれたガス体が外部の圧力の減った結果として次第に泡沫となって遊離して来る、従って内部が次第に海綿状に粗鬆になると同時に膨脹して外側の固結した皮殻に深い亀裂を生じたのではないかという気がする。
中谷宇吉郎 青空文庫