孤剣
こけん
名詞
標準
sole sword
文例 · 用例
其結果として尊王攘夷論を天下に瀰漫せしめたり、多数の浪人をして孤剣三尺東西に漂遊せしめたり。
— 北村透谷 『明治文学管見』 青空文庫
孤剣|提げ来りて以太利の義軍に投じ、一命を悪疫に委したるバイロン、我れ之を愛す。
— 北村透谷 『富嶽の詩神を思ふ』 青空文庫
淡泊洗ふが如き孤剣の快男児(蒼海)この席の談笑を共にせざるこそ終生の恨なり。
— 北村透谷 『三日幻境』 青空文庫
この集会は、山口孤剣(やまぐちこけん・義三)君の出獄歓迎会であった。
— 堺利彦 『赤旗事件の回顧』 青空文庫
この年とった男というのは久津見蕨村で、青年というのは山口孤剣だった。
— 大杉栄 『自叙伝』 青空文庫
彼は僕に「白柳秀湖だの、山口孤剣だののように、」軟化をするようにと勧めた。
— 大杉栄 『自叙伝』 青空文庫
たしかに堺(利彦)にでも山川(均)にでも、山口(孤剣)にでも、その他僕等の仲間で前科の三、四犯もある誰にでも聞いて見るがいい。
— 大杉栄 『獄中記』 青空文庫
白熊、孤剣、起雲、世民の徒は、来るとすぐにこの特権階級にはいったようだ。
— 大杉栄 『獄中消息』 青空文庫
作例 · 標準
彼は孤剣を携え、たった一人で敵の陣中へと足を踏み入れた。
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夕暮れの荒野を、一振りの孤剣と共に旅する武芸者の姿があった。
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己の正義を証明するため、彼は孤剣を頼りに戦い抜く決意を固めた。
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