特攻隊
とっこうたい
名詞頻度ランク #28044 · 青空 141 例
標準
special attack unit
文例 · 用例
甘いものも食い放題だし、ということは、はっきり特攻隊や予科練へ若ものをひきつける条件の一つだった。
— 宮本百合子 『砂糖・健忘症』 青空文庫
真面目な若い一人の特攻隊長が、自身の責任と人民の不幸とに刺戟されて、社会的解毒剤たる共産党に入党したという記事があった。
— 宮本百合子 『女の手帖』 青空文庫
母親達は自分の可愛い息子が特攻隊となって殺されて行くこと。
— 宮本百合子 『私たちの建設』 青空文庫
けれども、その惨禍の中から、なお世界が驚いて日本の戦法を眺めたのは特攻隊に対してであった。
— 宮本百合子 『私たちの建設』 青空文庫
婦人の感情は、現実が苦しければ苦しい程、現実から離れて、前線にいる兵士達、或は若き空の勇士に対する憧憬、特攻隊の讚美の方向へと追いよせられた。
— 宮本百合子 『私たちの建設』 青空文庫
この間、元特攻隊員が中心となって集団的な強盗をし、検挙された記事があった。
— 宮本百合子 『私たちの建設』 青空文庫
そのとき、不幸な元特攻隊員が「俺達に義理も人情もあるもんか」と、押入った先で啖呵を切ったことが書いてあった。
— 宮本百合子 『私たちの建設』 青空文庫
こういう風にインテリゲンツィアと民主主義の関係を真面目に理解すれば、この頃平野謙氏が反覆して云っているような、小林多喜二の死と特攻隊員の死とは、単に一つ歴史の両面であり、等しく犬死にであるという論の非現実なことが分って来る。
— ――インテリゲンツィアと民主主義の課題―― 『誰のために』 青空文庫