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清涼殿

せいりょうでん異読 せいろうでん
名詞
1
標準
pavilion used as the emperor's habitual residence (in Heian Palace)
文例 · 用例
数え切れぬほどの苦しみを受けて、更衣が心をめいらせているのを御覧になると帝はいっそう憐れを多くお加えになって、清涼殿に続いた後涼殿に住んでいた更衣をほかへお移しになって桐壺の更衣へ休息室としてお与えになった。
桐壺 源氏物語 青空文庫
清涼殿は東面しているが、お庭の前のお座敷に玉座の椅子がすえられ、元服される皇子の席、加冠役の大臣の席がそのお前にできていた。
桐壺 源氏物語 青空文庫
結びつる心も深き元結ひに濃き紫の色しあせずば と返歌を奏上してから大臣は、清涼殿の正面の階段を下がって拝礼をした。
桐壺 源氏物語 青空文庫
翌日命婦が清涼殿に出ていると、その台盤所を源氏がのぞいて、「さあ返事だよ。
末摘花 源氏物語 青空文庫
清涼殿の音楽の御遊びの時、ほかは皆男の殿上役人の中へも加えられて琵琶の役をするほどの名手であったから、それが恋に悩みながら弾く絃の音には源氏の心を打つものがあった。
紅葉賀 源氏物語 青空文庫
三月十三日の雷雨の烈しかった夜、帝の御夢に先帝が清涼殿の階段の所へお立ちになって、非常に御機嫌の悪い顔つきでおにらみになったので、帝がかしこまっておいでになると、先帝からはいろいろの仰せがあった。
明石 源氏物語 青空文庫
それは清涼殿のことで、西の後涼殿の縁には殿上役人が左右に思い思いの味方をしてすわっていた。
絵合 源氏物語 青空文庫
清涼殿での音楽よりも、場所のおもしろさの多く加わったここの管絃楽に新来の人々は興味を覚えた。
松風 源氏物語 青空文庫
作例 · 標準
清涼殿の廊下を歩きながら、かつての貴族たちがここでどのような会話をしていたのか想像を巡らせた。
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歴史の教科書で見た「枕草子」の一節を、清涼殿の実物を見学しながら思い出し、感慨にふけった。
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清涼殿の内部には、天皇が座るための高御座のような豪華な設えが一部復元されていた。
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ウィキペディア

清涼殿(せいりょうでん)とは、平安京の内裏における殿舎のひとつ。仁寿殿の西、後涼殿の東。

出典: 清涼殿 — ウィキペディア / CC BY-SA 4.0