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血路

けつろ
名詞
1
標準
way out
文例 · 用例
もともとこの狸は、何の罪とがも無く、山でのんびり遊んでゐたのを、爺さんに捕へられ、さうして狸汁にされるといふ絶望的な運命に到達し、それでも何とかして一條の血路を切りひらきたく、もがき苦しみ、窮餘の策として婆さんを欺き、九死に一生を得たのである。
太宰治 お伽草紙 青空文庫
試験地獄に直面して、そこに自分の小さいながらも人生の血路を切り開いて行った健気な態度、自分の繊弱い性質をどうにかして支持して行った苦心、そこに立派に少年の一つの理想が握られていました。
岡本かの子 仏教人生読本 青空文庫
それでも彼は猶一方の血路を求めて、唯ある人家の屋根へ攀登った。
岡本綺堂 飛騨の怪談 青空文庫
「ジュリアンになれたら本望だ」 つねにサイコロによって自分の行動を左右しながら、運命の刃の上を渡るような激しいスリルを求めてやまない鶴雄は、倦怠した生活から脱け出す血路を、下鴨の小郷の家に求めてやって来たのである。
織田作之助 それでも私は行く 青空文庫
そして、それが、妓への嫉妬から脱れる唯一の血路だと思うのだった。
織田作之助 青空文庫
血路は要するに血路であった。
織田作之助 青空文庫
もともとこの狸は、何の罪とがも無く、山でのんびり遊んでゐたのを、爺さんに捕へられ、さうして狸汁にされるといふ絶望的な運命に到達し、それでも何とかして一条の血路を切りひらきたく、もがき苦しみ、窮余の策として婆さんを欺き、九死に一生を得たのである。
太宰治 お伽草紙 青空文庫
何とかして窮迫した生計の血路をひらかなければいけない。
太宰治 十五年間 青空文庫
作例 · 標準
敵に囲まれ、彼は血路を開いて脱出した。
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困難な状況でも、必ず血路は開けるはずだ。
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先人が血路を切り開いてくれたおかげで、今の我々がある。
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