決河
けっか
名詞
標準
river breaking through (its dikes)
文例 · 用例
一線、やぶれて、決河の勢、私は、生れ落ちるとからの極悪人よ、と指摘された。
— 太宰治 『懶惰の歌留多』 青空文庫
決河のように南下して来たロシヤの勢力を、身をもって喰いとめるのはその土地にいるものの豪胆さだけだ。
— 本庄陸男 『石狩川』 青空文庫
その文字に、“戦如風発攻如決河” とあるのを、私は、大きな感動とともに、二、三度読みかえした。
— 海野十三 『地球要塞』 青空文庫
ありゃ腐った臓腑だけっか入ってねえんだ。
— 葉山嘉樹 『浚渫船』 青空文庫
乙う小ましゃっくれてけっからあ。
— 有島武郎 『かんかん虫』 青空文庫
懐をあたるとあるから貸せと云ったら渋ってけっかる。
— 有島武郎 『かんかん虫』 青空文庫
処がお前、カチヤの奴は鼻の先きで笑ってけっからあ。
— 有島武郎 『かんかん虫』 青空文庫
「リリアン」の小鈴に肩入れしてけっかんのやろと図星を指されてぽうっと赧くなり一途に北田が頼もしかったが、肩入れはしてるんやけどナ、わいは女にもてへんのさかい、兄貴、お前わいの代りに小鈴をものにしてくれよ。
— 織田作之助 『放浪』 青空文庫
作例 · 標準
過去の大洪水では、いくつもの場所で河川の決河が発生した。
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決河を防ぐため、常に堤防の点検が行われている。
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突然の豪雨により、ついに川は決河寸前の状態となった。
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