質流れ
しちながれ
名詞名詞-の形容詞
標準
forfeiting a pawned item
文例 · 用例
それは質屋で質流れの衣類の競売をしている光景らしく判断された。
— 寺田寅彦 『札幌まで』 青空文庫
質流れにだって、立派なものがある。
— 森鴎外 『雁』 青空文庫
物好きに買ったのではなく、商売の質流れで自然に引き取ることになったのです。
— 薄雲の碁盤 『半七捕物帳』 青空文庫
伊織は京都で其年の夏を無事に勤めたが、秋風の立ち初める頃、或る日寺町通の刀劍商の店で、質流れだと云ふ好い古刀を見出した。
— 森鴎外 『ぢいさんばあさん』 青空文庫
人形の高さは一尺あまりで、すこぶる精巧に作られていたが、期限を越えてもつぐなわず、とうとう質流れになってしまった。
— 閲微草堂筆記(清) 『中国怪奇小説集』 青空文庫
伊織は京都でその年の夏を無事に勤めたが、秋風の立ち初める頃、或る日寺町通の刀剣商の店で、質流れだと云う好い古刀を見出した。
— 森鴎外 『じいさんばあさん』 青空文庫
箪笥の底に納いこんであった双子の袷も質流れを格安に手にいれたもので、三十何年の間つれ添うて内儀さんに奢ってやった目ぼしいものといえばまあこの袷ぐらいなもの。
— 矢田津世子 『神楽坂』 青空文庫
ムカデの茶器とともに質流れをまぬがれていた品物の全部が受けだされた。
— その十一 稲妻は見たり 『明治開化 安吾捕物』 青空文庫
作例 · 標準
期限までに返済できず、大切な指輪が質流れになってしまった。
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質屋の店主は、質流れ品を注意深く検品していた。
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質流れ品の中でも、稀少価値の高いものは高値で取引される。
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