口うるさい
くちうるさい
形容詞
標準
nagging
文例 · 用例
春葉氏の未亡人は、良人の亡くなる二三箇月|前からどうやら姙娠してゐたらしいので、それを気づいた子芋達は、「世間は口うるさいものですよ。
— 大正七(一九一八)年 『茶話』 青空文庫
口うるさい楽壇雀どもは、女史のことをいろいろと噂して、独り暮しではかかりも尠かろうし、もう相当に貯ったろう、などとも蔭口をきいている。
— 矢田津世子 『※女抄録』 青空文庫
おなじ酔態を描く五斗兵衛にしても、結局は、大阪陣の後藤又兵衛を想見せしめるやうな性格表現のない目貫師で、口うるさい女房の居ない処ではどうかすれば、呑み仲間の誘ひに惑うて、間の外れたやうでゐて、大いに間の叶つた芸術的な舞踊をなし得る、薄志なる武具職人と言ふに止る。
— 折口信夫 『実川延若讃』 青空文庫
女形はまづ第一に口うるさいのは例外なしで、喧嘩早い者がゐる、意地の悪い奴がゐる、酒癖の悪いのがゐるといつたあんばいで、ねち/\した女としての悪さも兼ねてゐる。
— 折口信夫 『役者の一生』 青空文庫
女形はまず第一に口うるさいのは例外なしで、喧嘩早い者がいる、意地の悪い奴がいる、酒癖の悪いのがいるといったあんばいで、ねちねちした女としての悪さも兼ねている。
— 折口信夫 『役者の一生』 青空文庫
三人で私の頭をオモチャにして、そして口うるさいガサツ娘が、三人ながら、ハゲのハの字も言わなかった。
— ――横山泰三にさゝぐ―― 『無毛談』 青空文庫
近ごろ東京で、先生が社長で、僕が編輯長の新聞が新潟に現れた由、口うるさい連中が騒いでゐます。
— 坂口安吾 『当世らくがき帖』 青空文庫
「ウチの常務は、寝小便をたれた後と、神様の前へでた時だけは、平伏悄然モーローとしているけれども、その他の時はガミガミ口うるさいッたら。
— 坂口安吾 『現代忍術伝』 青空文庫
作例 · 標準
母親はいつも私の部屋の片付けについて口うるさい。
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彼は食に口うるさく、少しでも気に入らないと何も食べない。
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先生が成績について口うるさく言うのは、期待しているからだ。
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