青田
あおた
名詞頻度ランク #37483 · 青空 262 例
標準
green paddy
文例 · 用例
前は、秋になると、大倉庫五棟に入り切れないほどの、小作米になる青田に向っていた。
— 葉山嘉樹 『乳色の靄』 青空文庫
汽車の窓に青田のながめ心ゆくさまなり。
— 伊藤左千夫 『滝見の旅』 青空文庫
そして青田のなかに褪赭の煉瓦の煙突。
— 梶井基次郎 『城のある町にて』 青空文庫
前は青田、青田が尽きて塩浜、堤高くして海面こそ見えね、間近き沖には大島小島の趣も備わりて、まず眺望には乏しからぬ好地位を占むるがこの店繁盛の一理由なるべし。
— 国木田独歩 『置土産』 青空文庫
暮れ果てず灯は見えぬが、その枝の中を透く青田越しに、屋根の高いはもう我が家。
— 泉鏡花 『悪獣篇』 青空文庫
瀧の巖に、石の段を刻んで上ると、一面の青田の見霽。
— 泉鏡太郎 『畫の裡』 青空文庫
門を出ると、右左、二畝ばかり慰みに植ゑた青田があつて、向う正面の畦中に、琴彈松といふのがある。
— 泉鏡花 『星あかり』 青空文庫
それから路を折曲って、草生の空地を抜けて、まばら垣について廻って、停車場方角の、新開と云った場末らしい、青田も見えて藁屋のある。
— 泉鏡花 『浮舟』 青空文庫
作例 · 標準
毎日の生活の中で、「青田」をよく耳にする。
毎日の生活の中で、「青田」をよく耳にする。
新幹線から外を見ると、風にそよぐ美しい青田がどこまでも続いていた。
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