小室
こむろ
名詞頻度ランク #21972 · 青空 330 例
標準
small chamber
文例 · 用例
さらばと、やがて廊下づたい、踵の音して、するすると、裳の気勢の聞ゆるのも、我ながら寂しい中に、夢から覚めたしるしぞ、と心嬉しく、明室の前を急いで越すと、次なる小室の三畳は、湯殿に近い化粧部屋。
— 泉鏡花 『悪獣篇』 青空文庫
前世の自分が、ある薄暗い小室の中で、一つの木乃伊と向い合って立っている。
— 中島敦 『木乃伊』 青空文庫
俺は小室と云う、むむ小室と云う、この辺の家主なり、差配なりだ。
— 泉鏡花 『白金之絵図』 青空文庫
庭に臨んだ座敷のはずれに三畳敷きばかりの突き出た小室があって、しゃれた丸窓があった。
— 寺田寅彦 『花物語』 青空文庫
手古奈も、自分に一方ならず思ひを寄せて、我家の前に幾度となく姿を見する人を、隣國の縣主|私部小室と知り得た時には、既に幾許か心を動かさぬ訣にゆかなかつた。
— 伊藤左千夫 『古代之少女』 青空文庫
襷をはづし肘を垂れ、我足の爪先を見つめる樣な伏目の姿勢を取つて、私部小室の前に立つた。
— 伊藤左千夫 『古代之少女』 青空文庫
小室はつとめて色を和らげた面持にて、靜かに爐邊の上り框に腰を卸した。
— 伊藤左千夫 『古代之少女』 青空文庫
丈夫と思ふ英氣は全身に滿ち、天地に少し至らぬ鋭心を負ひ持てりと信じつゝある私部小室ではあれど、平生自負の雄心も此際に何の力も無いのである。
— 伊藤左千夫 『古代之少女』 青空文庫
作例 · 標準
修道院の奥にある小室で、彼は外界との接触を断って瞑想に耽った。
幻辭AI · gemini-3-flash-preview
その古い屋敷には、隠し扉の向こうに用途不明の小室がいくつか存在する。
幻辭AI · gemini-3-flash-preview
蚕を育てるための小室を、村人たちは温度が変わらないよう大切に管理していた。
幻辭AI · gemini-3-flash-preview
標準
areole
作例 · 標準
サボテンのトゲは、小室と呼ばれる白い綿毛のような部分から生えている。
幻辭AI · gemini-3-flash-preview
植物の茎をよく見ると、小室から新しい芽が顔を出しているのが分かる。
幻辭AI · gemini-3-flash-preview
顕微鏡で観察すると、葉の表面に整然と並ぶ小室が確認できた。
幻辭AI · gemini-3-flash-preview
ウィキペディア曖昧さ回避
出典: 小室 — ウィキペディア / CC BY-SA 4.0