神酒
しんしゅ異読 みき・みわ
名詞多音語
標準
sacred wine
文例 · 用例
お亀は神酒徳利や団子や薄などを縁側に持ち出してくると、その薄の葉をわたる夕風が身にしみて、帷子一枚の半七は薄ら寒くなってきた。
— 奥女中 『半七捕物帳』 青空文庫
まあまあ、かねて大地震がある、大地震があると申しておりましたので、どこか一軒、神棚から御神酒徳利でも落ちましたのを、慌てて地震と申したのが、家から家へ、ものの五分間ともたちませぬ内に、熱海中、鳴り渡りました儀かとも存じまするが。
— 泉鏡花 『わか紫』 青空文庫
此の処活動写真の、次の映画幕は何の様な光景を展開するか、タカタカ、タンタン、タカタカタンというところだが、賢い奴は猿面冠者の藤吉郎で、二十何万石という観覧料を払った代り一等席に淀君と御神酒徳利かなんかで納まりかえって見物して居るのであった。
— 幸田露伴 『蒲生氏郷』 青空文庫
土器の神酒、結び昆布。
— 泉鏡花 『南地心中』 青空文庫
私は早や、獅子鼻や団栗目、御神酒徳利の口なら真似も遣るが、弁天様は手に負えねえ……まあ、そんな事は措かつしやい。
— 泉鏡太郎 『神鑿』 青空文庫
信長は喜んで宮に参り願文を奉じ神酒を飲んだ。
— 菊池寛 『桶狭間合戦』 青空文庫
さあ、このお神酒をあげてお詫びをなせえ。
— 佐左木俊郎 『或る部落の五つの話』 青空文庫
神の力だけを信じている農村の病患者を救うには、竹駒稲荷大明神の御供物、お神酒と言って医薬を施すより他には途がないものと思ったからで御座います。
— 佐左木俊郎 『或る部落の五つの話』 青空文庫
作例 · 標準
神社の例大祭では、神々に感謝を捧げるために神酒が供えられる。
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巫女が厳かに神酒を注ぎ、参列者に配った。
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古来より、神酒は神と人をつなぐ神聖な飲み物とされてきた。
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ウィキペディア
神酒(みき、しんしゅ)とは、日本の神道において神に供える酒。
出典: 神酒 — ウィキペディア / CC BY-SA 4.0